山田涼介 5年ぶり「鋼の錬金術師」での変化明かす「めちゃめちゃ筋トレしました」

[ 2022年3月15日 15:21 ]

「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」のキックオフイベントに参加した山田涼介と朴ろ美
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 Hey!Say!JUMPの山田涼介(28)が15日、大阪府枚方市のひらかたパークで開かれた、主演を務める人気コミックの実写映画「鋼の錬金術師 完結編 復讐者スカー/最後の錬成」(2部作でそれぞれ5月20日、6月24日公開、監督曽利文彦)のキックオフイベントに参加した。

 同所ではコミック連載20周年を記念して「鋼の錬金術師展 RETURNS」が開催中。この日は本作で主人公のエドを演じる山田とアニメ版で主人公エドの声を務める朴ろ美が登壇し、まずは揃って「不思議だね!」とはにかみながらあいさつ。作中に出てくる架空の人物・アルフォンスもかけつけて、山田は「かわいい!」と歓声を上げ、朴も「いいぞ!そのフンドシ!」と声をかけた。

 5年ぶりの映画化が先日発表されたばかり。本作で続役のオファーを受けた時の心境について山田は「実をいうと実写映画の1作目を撮影している最中から“最後までやりたいよね”と一同がそのつもりで動いてきました。そして今回、色々なことが動き出してからはもうそのことしか考えてなくて、今はやっと観てもらえる時がきたんだなと感じています」と説明。「原作も大好きで、朴さんとは一作目の時からよくご一緒させて頂いたんです“ろ美ちゃんって呼んで!”と気軽に声をかけて頂くまでは“エドだ!”ってかなり緊張してました」と原作が大好きすぎるがゆえに、エドの声優を務めた朴との初対面で緊張してしまったというエピソードも明かした。

 エドを再び演じたことについては「5年の月日が経っているので演じることができるのかという不安はありましたが、いざ衣装を着て、同じチームのいる現場に来た瞬間、自然とエドにスイッチが入りました。現場の空気感とこの作品の持つ力に後押しされました」と回想。朴は映画の撮影現場にも訪問していたそうで、山田の生の演技を見て「一番重要なシーンを観させて頂いて泣きました。画面の中で見ている山田さんがエドそのものですごいなと思いました。」と大絶賛した。

 本作の感想について山田は「『鋼の錬金術師』がここにあるなと感じました。撮影中は原作へのリスペクトを忘れないように心掛けながら、現場でずっと漫画やアニメをみながら話し合いもして、指の角度一つをとっても細部にまでこだわったので、それが映像に映し出されていると思います。僕自身も原作が大好きですし、ファンの方もたくさんいる作品なので、時間がかかってでも皆が納得する形までやりきるべきだなと思いました」と原作へのリスペクトを熱く語った。

 一方、朴は「めちゃめちゃ楽しみですね。山田君がエドとして1作目より成長していっているのを感じていて、そこを観るのが楽しみです!」と本編に期待を込める。

 この日は新たな予告編が解禁となったが、大スクリーンで上映された映像を見ながら山田は「大変だった…。」と撮影当時の思いを吐露。「でもこうなるんだという驚きもあります。実際に画になったものを見るとやってよかったなと思います」と振り返った。

 5年前の前作からパワーアップしたことについて問われると山田は「めちゃめちゃ筋トレしました。もちろん見た目を近づけるのもそうなんですが心も強くありたいという意思表示でもあったので、体形はすごく変えました」とカミングアウト。さらに「豪華なキャストの皆さんが揃っているのもそうですし、前回よりもより良くするにはどうすればいいか、原作のことを考えながら、細かな演出のアイデアを監督にもいろいろご提案させていただきまましたが、監督は嫌な顔一つせず受け止めてくれました。画力は一作目とは比べ物にならないくらいパワーアップしています」と力強く語った。そしてエドを演じ切ったことについて「エドが色々なものを背負って生きているというのもあるので疲れました(笑い)。ただ、とても幸せだったんですよね。『鋼の錬金術師』はちゃんと人間ドラマがあって、嫌なことも嬉しいことも全部みんなと共有して強くなっていく人間ドラマがあるので、エドを演じながら人としてすごく成長できましたし、エドにたくさんのことを教わりました」とエドを演じ切っての気持ちを振り返った。

 また、完結編で新たに登場する錬金術師の命を狙う傷の男・スカーを演じた新田真剣佑との共演について問われると「すごく真面目な子でしたね。おちゃめな部分もあるんですが、真摯に取り組む姿勢だとか現場で質問してくる姿勢が現場ではかわいくて、弟っぽさがあって楽しかったです」と新田との現場でのエピソードを明かして笑わせた。

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2022年3月15日のニュース