ウクライナ出身の政治学者 国連改革を訴え「侵略戦争を犯した国は投票権を失う仕組みを」

[ 2022年3月15日 10:55 ]

 ウクライナ出身の政治学者グレンコ・アンドリー氏が15日、自身のツイッターを更新。ウクライナに侵攻しているロシアについて、国連の安全保障理事会の常任理事国から外すべきとの考えを示した。

 アンドリー氏は、岸田首相が安保理改革に意欲を示したことを紹介する記事を引用リツイート。これに賛同し、「早く国連改革を行いましょう。ソ連が崩壊しているので、ソ連が持っていた常任理事国の席は消滅するか、旧ソ連諸国は一年交代で担当するべきです」と要望。さらに、「ロシアが勝手に居座っているのは、国連憲章に反しています。また、侵略戦争を犯した国は投票権を失う仕組みも必要です」と訴えた。

 国連の安保理を構成する15カ国のうち、中国、フランス、ロシア(旧ソ連から議席を継承)、イギリス、アメリカの5カ国は常任理事国と呼ばれ、国連憲章が改正されない限り、恒久的にその地位にある。また、拒否権も与えられている。

続きを表示

2022年3月15日のニュース