大和田伸也・五大路子夫妻のなれ初め 「水戸黄門」で出会い交際半年で結婚 五大「直感を感じて」

[ 2022年3月15日 14:12 ]

大和田伸也と五大路子夫妻
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 俳優の大和田伸也(74)、女優の五大路子(69)夫妻が15日放送のテレビ朝日系「徹子の部屋」(月~金曜後1・00)にゲスト出演。夫婦のなれ初めを明かした。

 2人は結婚42年を迎えた。これまではテレビ番組で共演することはあまりなかったというが、大和田は「もういい年になりましたし、そろそろ落ち着いて、穏やかに話し合えるんじゃないかと思って。何とっていっても徹子さんにもお会いしたかったし」と話した。

 大和田は1972年のNHK連続テレビ小説「藍より青く」のヒロインの夫役で話題となり、五大は77年の連続テレビ小説「いちばん星」のヒロインとしてデビューし人気となった。そんな2人の出会いはドラマ「水戸黄門」での共演で、大和田は「初めて京都の撮影所にゲストでいらしたんで、ちょっと先輩面をしましてですね」。五大は「東映の撮影所初めてだったんです。芸能界のこと何にも知らなかったんで、ごあいさつの仕方も分からなくてうろうろしてたら、この方が『いいかい、これからごあいさつに行くんだよ』って」と大和田が東野英治郎さんや里見浩太朗の元へ連れて行ってくれたとし、「親切な方がいるんだなと思って。それがきっかけでした」と振り返った。

 五大が大和田の第一印象について「とても良かったです。優しいお兄さんみたいな」と語ると、大和田も五大について「純粋で生まれたてみたいな女の子で、可愛いなと思いました」と明かした。

 2人はそうして交際するように。デートはどんなところに行ったかと聞かれると大和田は「こちらも劇団(四季)にいましたからうるさいし…」となかなか出かけられなかったというが、五大は「2回だけデートしたんですよ」と告白。1回目は映画「キタキツネ物語」を観に行ったとし、「行くときは3メートルぐらい後ろから私がついて行って。分からないように観て」。2度目は映画「ゾンビ」だっとし、「信じられます?デートに『ゾンビ』に連れて行ったんですよ。もうびっくりして。途中で気持ち悪くなっちゃって。『すいません…気持ち悪いんで』って」と苦笑した。大和田も「私もね、内心しまったと思いましたね。始まってからすぐ。連れて来なけりゃ良かったって」と後悔したとした。

 2人は当時文通をしていたとし、「彼女はお手紙を書くのが好きなんで、きれいな筆字で。それでお手紙をいただくもんですから、私も素晴らしいなって」、五大は「今みたいに携帯電話もなかったんです。かといって会うこともできないし、そういう形で舞台のときとかにお手紙でどうだったとか書いてくださって、お返事を書くという」と回顧した。大和田は「嬉しかったですね。本当に。お若いのに、こんな筆字でって思いましたよ」と語った。

 そうして交際半年で電撃結婚。決め手を聞かれた大和田は「純粋で、生まれたての赤ん坊みたいで、人を疑わない、このまま放っておいたらいけないなと思いまして。オオカミから僕が救ってあげなきゃってそういう風に思いたったんです」、五大は「私はお兄ちゃんっていうのをすごく求めていて、お兄ちゃんだなこの人はって思って結婚しちゃったんですね。もうインスピレーションであっ、この人と結婚するんだなって直感を感じて」と説明した。

 大和田は結婚する前は五大のことを妹のように思っていたというが、結婚後は「しばらくすると逆転と言いますか、お姉ちゃんみたいに頼れる人だった」としみじみと話した。

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2022年3月15日のニュース