パックン 露、ウクライナの停戦交渉の行方に悲観的「成立には大きな妥協が必要」

[ 2022年3月15日 17:09 ]

パックンこと、パトリック・ハーラン
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 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(51)が15日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にコメンテーターとしてリモート出演し、ロシアとウクライナの停戦交渉の行方について言及した。

 両国は14日に4回目の停戦協議をリモートで行ったが、5時間の話し合いの末に中断。今日15日にも再開されるとみられている。交渉内容などは明らかになっていない。

 交渉の行方について、パックンは「残念ながら交渉が成立する希望はあまりないなと感じますね」と分析した。その理由を「お互いの条件、まだまだ距離が遠いですよ。ウクライナ全土からのロシア軍の全面撤退、これはロシアは約束しないでしょうし、ウクライナ側のNATOに加盟しないという約束も絶対したくない。成立するためには、大きな妥協が必要なわけです」と指摘した。

 交渉のさなかにもウクライナ各地で両軍による戦闘が続いている。パックンは「まだ両側はこの戦争に勝つぞ、という希望を持っています。大変残念なことですけど、(どちらかが)絶望を喫しないと、ここではまだまだ成立できないんではないかなと思います」と悲観的な見通しを語った。

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2022年3月15日のニュース