パックン 中国が対露政策に迷う理由を推測「この先の計画を国際社会が阻止したら都合悪い」

[ 2022年3月15日 17:36 ]

パックンこと、パトリック・ハーラン
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 お笑いコンビ「パックンマックン」のパックンことパトリック・ハーラン(51)が15日、フジテレビ系「Live News イット!」(月~金曜後3・45)にコメンテーターとしてリモート出演し、ロシアに対する中国の立場について推測を込めてコメントした。

 ウクライナへの軍事侵攻で国際社会から批判の的となっているロシアにとって、中国は数少ない親密国。米メディアは中国がロシアに武器を支援する方向と伝えたが、中国側は全面否定している。

 パックンはまず、「ロシアがウクライナへ侵攻したことで、力によっての現状変更を絶対許してはならないという国際社会の意思は固まっているように見えますね」と、国際世論の空気感について解説した。その上で、中国の動きについて「実際に武器を供与するかどうかは分からない」とし、「今の中国のロシア対応は迷いを見せているなと感じています」と分析。国連安全保障理事会で、ロシアへの非難決議に中国が「反対」ではなく「棄権」に投じたことを例に挙げた。

 また、中国が現在のロシアに取る対応によって、今後の中国の政策に大きな影響をもたらす可能性を指摘。「ロシアだけに目を向けていればいいんですけど、中国のこの先のいろんな計画、台湾との統一も含めて、国際社会がそれを阻止するように動き出したら、それも都合が悪いから、迷っているのもよく分かります」と推測した。

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2022年3月15日のニュース