伝統芸能研究家・重藤暁氏　文化放送で初コメンテーター「笑い屋は封印する」

文化放送「西川あやの　おいでよ！クリエイティ部」でコメンテーターを務める重藤暁氏
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　4月4日にスタートする文化放送「西川あやの　おいでよ！クリエイティ部」（月～金曜、後3・30）でコメンテーターを務める伝統芸能研究家・重藤暁氏が15日、オンラインで取材に応じ、「放送を飛び越えて世の中にアプローチしていきたい」と抱負を語った。

　重藤氏は「笑い屋」として2017年からTBSラジオ「問わず語りの神田伯山」（放送開始時は「問わず語りの松之丞」）に出演し、20年に文化放送「笑い屋さん特番」に出演。今回、同局「西川あやの　おいでよ！クリエイティ部」で自身初のパーソナリティーを務めることに「選んでいただいて、大変光栄。緊張して、ドキドキする」と胸の内を明かした上で「この番組では『笑い屋』を封印する。ふざけたものと、まじめなものの両面を見せられれば」と意欲を示した。

　「伯山先生から『よくやった。でかした』と背中を押してもらった。伯山先生のまねをしていきたい」と笑顔。番組は「ネガティブをポジティブに変える新しい発想やアイデアを探すこと」をテーマにしており、自分がポジティブになることに関して「夜寝る前と朝起きた時に落語を聞くこと」と伝統芸能研究家の一面をのぞかせた。