福山雅治 「なんでもかんでも凄まじく売れまくっているわけじゃない」“落選”経験も…

[ 2022年2月5日 17:58 ]

 歌手で俳優の福山雅治
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 歌手で俳優の福山雅治(52)が5日、パーソナリティーを務めるTOKYO FM「福山雅治福のラジオ」(土曜後2・00)で、オーディションの落選経験にについて語る一幕があった

 番組では、18歳の女子高生から届いた「アイドルグループのオーディションを受け最終審査まで残ったが、あと一歩で合格ならず。自分には何が足りなかったのか?と頭をよぎり辛い」とのメッセージを紹介。福山は自身のオーディション経験について、「ズバリ、落ちたことはあります!そのオーディションは『稲村ジェーン』。サザンオールスターズの桑田佳祐さんが監督した作品なんです」と明かした。

 1990年公開の「稲村ジェーン」は桑田佳祐の初監督作品で、1965年の湘南の稲村ヶ崎を舞台に伝説の波“稲村ジェーン”を待つ4人を描いた青春映画。当時、所属事務所スタッフに勧められてオーディションを受けたことについて、「ちょっと待ってよと。僕アミューズに所属しているわけじゃない?それで稲村ジェーンのオーディションを受けにいくっていうのは、出来レースじぇねえの?って思ったわけですよ」と明かしつつ、「合格するのが決まっている状態で、一応形だけでもオーディションを受けておいて!的な、そういう芸能人っぽい芸能界っぽい感じ、なんか苦手なんだな~みたいなのを誰にも言わず、心の中だけで思っていたわけ。行く前から受かっちゃうの決まっちゃっている案件なんじゃないのみたいな…」と回想した。

 結果発表になるまでの数日間、映画に出演する自身の姿を思い描いていたという。「キャスト発表になり、福山雅治の名前どこにもありませんでした。普通にガチのオーディションでした。俺、1人で勘違いしていました」と振り返った福山。「この話をおもしろおかしくするようになったのは、わりとここ近年の話。だから今でも(落ちることは)あるし。なんでもかんでも凄まじく売れまくっているわけじゃないから!」と打ち明けつつ、「アップダウンはありますから。自分の中で忸怩たる思いっていうのは、やっぱりありますよ。デビュー後もいっぱいあるし、デビュー後のほうが逆に増えるわけだな」と、分析していた。

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2022年2月5日のニュース