渡部建「浅はかな行動」不倫騒動改めて謝罪 「猛省する日々」だった1年7カ月、今後は「丁寧に全力で」

[ 2022年2月5日 17:13 ]

「アンジャッシュ」の渡部建
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 複数女性との不倫騒動により2020年6月から無期限活動自粛中だったお笑いコンビ「アンジャッシュ」の渡部建(49)が芸能活動を再開することを5日、所属のプロダクション人力舎が正式発表した。渡部は同事務所を通じてコメントを発表し、改めて騒動を謝罪するとともに「いま一度活動をさせて頂ける機会があれば、ゼロからまた頑張りたいという思いに至りました」と心境を明かした。

 渡部は17年4月に女優の佐々木希(33)と結婚し、18年9月には長男が誕生。“芸能界のグルメ王”としても人気でNHKと民放の全局にレギュラー番組を持っていたが、20年6月9日に突然テレビ・ラジオ出演の全面自粛を各局に申し入れた。同11日には「週刊文春」が複数女性との多目的トイレを用いた不倫関係を報道。翌12日には妻の佐々木がインスタグラムで「主人の無自覚でご迷惑を」と、相方の児嶋一哉がラジオ番組で「天狗(てんぐ)だった」と謝罪し、渡部本人は同25日の週刊文春のインタビューで騒動後初めて心境を明かし、不倫相手を「安全に遊べる子たち」などと表現した。

 “多目的トイレ不倫”として世間の批判を浴びる中、渡部は騒動から半年後の同年12月3日にようやく謝罪会見。大みそか特番の収録に参加していたことが発覚してからの会見では、不貞行為の事実を認めながらも歯切れの悪さが目立ち、特番はお蔵入りとなり復帰は見送られた。21年の年明けには東京・豊洲市場でアルバイトとして働いていることが報じられた。

 渡部はこの日発表したコメントで、「私の浅はかな行動により、多くの皆さまに大変なご迷惑をおかけしました事、改めてお詫び申し上げます。関係者の皆様、応援してくださっていた皆様、一昨年の報道を見て不快に思われた皆様、誠に申し訳ございませんでした」と改めて謝罪。騒動発覚後の日々について「この1年半の間、猛省する日々を過ごしながら自分自身を見つめなおして参りました」と説明し、「その中で、いま一度活動をさせて頂ける機会があれば、ゼロからまた頑張りたいという思いに至りました」と復帰に至った思いをつづった。

 渡部の復帰第1弾となるのは、かつてコンビの冠番組として放送されていた千葉テレビ「白黒アンジャッシュ」(火曜後10・00)で、15日放送回に出演する。1年7カ月ぶりの活動再開となるが、渡部は「今後、いただけるお仕事があれば、ひとつひとつ丁寧に全力で務めて参りたいと思います」と真摯な姿勢で仕事に臨むことを誓っている。

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2022年2月5日のニュース