宇崎竜童・阿木燿子夫妻「『もう離婚か!?』みたいな感じで…」 名曲「港のヨーコ―」の制作秘話を披露

[ 2022年2月5日 19:02 ]

宇崎竜童と阿木燿子
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 歌手で作曲家の宇崎竜童(75)が5日に放送されたフジテレビの音楽番組「ミュージックフェア」(土曜後6・00)にゲスト出演。宇崎がボーカルを務めた「ダウン・タウン・ブギウギ・バンド」の大ヒット曲「港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ」の制作エピソードを披露した。

 「港の―」は「アンタ、あの娘の何なのさ!」などの歌詞が印象的な名曲。MCの仲間由紀恵から「奥様であり作詞家の阿木燿子さんに、歌詞のイメージをリクエストされたんですか?」と質問されて、宇崎は「何もオーダーはなかったです」とキッパリ。「新聞の広告の裏面の白い所に鉛筆で『一寸前なら憶えちゃいるが…』って書いてあったんです」と、歌詞を受け取った場面を回想した。

 宇崎は独特の曲調について、「一生懸命、メロディーを乗せようと思ったんだけど、歌っているうちにスーダラ節になってしまうので、『もう、しゃべりでいこう!』ってなった」と説明。「そうしたら面白い曲になったなと思ったんです。だから、メロディーは2小節しか書いてないんです。あんなに短くしか書かないで印税をもらえるなら、もっと短い曲を書こうかしらと思って『ア!ソウ』って曲も書きました」と思い出を口にした。

 これに対し、VTR出演した妻の阿木燿子は「作詞家のセオリーを知らなかったがために無手勝流で書いた感じですね」と振り返る。メロディー作りに悪戦苦闘する宇崎に対し、「『メロディーをどんな詞にも乗せるのが作曲家の仕事でしょ!』みたいなことは言ったかもしれない」と懐かしそうにコメント。夫婦二人三脚での曲作りについて、「作る過程はいつも『もう離婚か!?』みたいな感じではあります」と明かして、笑いを誘った。

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2022年2月5日のニュース