BiSH 23年解散を正式発表 チッチ「ずっと前から決めていたこと」「駆け抜けていこうと」

[ 2021年12月24日 09:14 ]

生配信ライブ「THiS is FOR BiSH」開催し、23年をもって解散することを発表したBiSH
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 女性6人組グループ「BiSH」が24日、東京・中野の「heavysickZERO]で緊急生配信ライブ「THiS is FOR BiSH」開催し、23年をもって解散することを発表した。ライブの模様は、公式YouTubeチャンネルで生配信された。

 配信ライブで、セントチヒロ・チッチが「私たちBiSHは2023年で解散します」と発表。解散発表は、12月のMCを務める日本テレビ「スッキリ」で生中継された。チッチは「私たちはこの80人のキャパのライブハイスから一歩ずつ一歩ずつ歩んできて、今こうしてスッキリをご覧になって下さっている皆さんや加藤さん、スタジオの皆さん、たくさんの人に応援していただいて、すごくすごく嬉しく思っています」とあいさつし、「私たちがこの場所でいつも愛していただき、生きる場所をいただいていて、だからこそ、この2023年までは、BiSHらしく愛を届けてパーティーをしようという気持ちで駆け抜けていこうと思っています。個性もバラバラでね、すごく。私たち自分らしく生きる場所はこの場所だって思ってきたので最後まで駆け抜けようと思ってるんですが、この期間もBiSHらしく、BiSHからのプロミスとしていろんなことをやっていこうと思っていてライブハウスを回ったりとか、いろんな所に感謝の気持ち、愛の気持ちを届けてまいりたいと思っているので、ぜひそれも楽しみに一緒にパーティーを続けてくれたら嬉しいなと思います。BiSHらしく皆さんと一緒に駆け抜けたいと思っています」と話した。解散理由については「BiSHの生きる道として、ずっと前から決めていたことなので、これからも一人一人が輝けるBiSHでありたいなと思っています」と説明した。

 BiSHは2015年に結成したアイナ・ジ・エンド、セントチヒロ・チッチ、モモコグミカンパニー、ハシヤスメ・アツコ、リンリン、アユニ・Dの6人。メンバーは2度の脱退と2度の加入を経て2016年8月から現在の6人体制になった。“楽器を持たないパンクバンド”として2016年5月に「DEADMAN」でメジャーデビュー。ライブに重きを置き、ワンマンライブのほかにも数多くの音楽フェスやイベントに参加し、そのパフォーマンスが高く評価されている。ファンを公言する著名人も多い。

 今年の大みそかの「第72回紅白歌合戦」への初出場も決定。11月19日に行われた出場歌手発表会にも6人で赤と白の衣装をまとって参加し、「ずっと私たちの夢だった紅白が決まってとてもうれしい。BiSHらしく、ありのままのステージを届けたい」(チッチ)とコメントし、“豪快な掛け声”で円陣を披露。今月21日に発表された歌唱曲は2ndシングル「プロミスザスター」と決まっている。

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