森田豊教授 都内で初のオミクロン株“市中感染”「次のステップに」「第3回のワクチン、飲み薬の普及を」

[ 2021年12月24日 14:32 ]

東京・赤坂のTBS社屋
Photo By スポニチ

 医学博士の大妻女子大・森田豊特任教授が24日、TBS系「ゴゴスマ~GO GO!smile」(月~金曜後1・55)にリモートで生出演。東京都の小池都知事が同日の定例会見で、新型コロナウイルスのオミクロン株について、経路不明の感染者の発生、いわゆる“市中感染”が都内で初めて確認されたと発表したことに言及した。

 都内で新たにオミクロン株の感染者が4人確認され、そのうちの1人は海外渡航歴がなく、感染経路が不明だという。小池都知事は「いわゆる市中感染とみられる。都内のクリニックにお勤めの医師の方」と明らかにした。

 森田氏は「日本としては国際的にもかなり強力な水際対策をやってきたと思うんですね。時間稼ぎをしてきたとは思いますけど、大勢の医師や専門家が言うように水際対策には限界があるので、市中感染という次のステップに入ったということだと思います」と指摘。その上で「感染対策をより強化し、3密を避けたりマスクをしたり換気をしたりすることももちろんですが、やはり第3回のワクチン、これがオミクロン株の感染予防効果を20%から80%に上げるという研究結果もありますので、そちらを迅速に進めてもらいたいのと、あとは飲み薬を普及してもらいたいと。それにかかっているのかなと思います」と自身の見解を述べた。

続きを表示

2021年12月24日のニュース