“前澤サンタ” 児童養護施設の子どもたちへビッグプレゼント「宇宙と近づくチャンス」と望遠鏡を用意

[ 2021年12月24日 16:52 ]

前澤友作氏
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 日本の民間人で初めて国際宇宙ステーション(ISS)に滞在した衣料品通販大手「ZOZO」創業者で実業家の前澤友作氏(46)がクリスマスイブの24日、自身のYouTubeチャンネルを更新。「前澤サンタ」として全国の児童養護施設にいる子どもたちに望遠鏡をプレゼントすることを発表した。

 前澤氏はサンタクロースの衣装に身を包み、「ISS」内から笑顔で動画に登場。「今年もやって参りました。サンタクロースの季節がきました。クリスマスです」と話し出すと、全国に604カ所(2019年調べ)ある児童養護施設で暮らす約2万5000人の子どもたちに望遠鏡をプレゼントすることを発表した。

 「前澤サンタ」は昨年に続く第2弾。昨年は申し込みのあった349カ所の児童養護施設にいる子どもたちに1人あたり3000円以内という金額設定で、その子どもがほしいものをプレゼントした。今回は「せっかく宇宙からお届けするということで宇宙とお子さんたち、お子さんたちから見た宇宙。これがもっともっと近くなればいいなという思いをこめて児童養護施設さんに望遠鏡を1台1台プレゼントしたいなと思います」とその意図を明かした。

 すでに604カ所すべての児童養護施設に望遠鏡を届ける準備は整えているといい「あとは児童養護施設さんにお申込みをいただくだけです」と前澤氏。「この動画をご覧になっている児童養護施設の関係者の皆様、ぜひ詳細欄から『望遠鏡ほしいよ』っていうふうにお申込みいただけますとですね、サンタクロースが自らということではないんですけれども、サンタクロースの力を使って望遠鏡を皆様に1台1台お届けしたいと思います」と続けた。

 さらに前澤氏は「施設内にぜひ望遠鏡を置いていただいて何かことあるごとにですね、お子さんが宇宙と近づくチャンス、宇宙に夢を持つチャンス、宇宙にロマンだったりを持つきっかけに。そういったことに望遠鏡を使っていただければと思いますので、ぜひどしどしご応募ください」としている。

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