ハライチ M-1敗退直後は“晴れやかな気持ち”「優勝できる漫才師じゃない。15年かけて分かった」

[ 2021年12月24日 12:15 ]

「ハライチ」の澤部佑(左)と岩井勇気
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 お笑いコンビ「ハライチ」の岩井勇気(35)、澤部佑(35)が23日深夜放送のTBSラジオ「ハライチのターン」(木曜深夜0・00)に出演。19日に出場した「M-1グランド2021」を振り返った。

 結成15年目でM-1ラストイヤーだったハライチ。敗者復活から勝ち上がり、決勝では「やりたいこと」をテーマにした漫才を披露した。岩井がステージ上で大きなリアクションを取るなど、これまでとは違う一面を見せたが、9位に終わった。

 審査員の松本人志は「めちゃくちゃ面白かったですよ。ラストイヤーで、こんだけ手の内が分かっているハライチが、全然違う。また岩井のそういう面を見せてくれるのは、すごく感動したんですけど」と話していた。

 今回、M-1出場を決めた際、「M-1何のために出るんですか?メリットないじゃん、負けたらデメリットあるだけで」という声が多かったという。岩井は「でも、M-1ってテレビに出るための足掛かりとか、なんかのメリットのために出るわけじゃないのね。『M-1なんで出るの?』って聞かれたら『M-1で優勝するために出る』っておれらは思ってるのね」と熱く語った。

 決勝前の心境について、岩井は「『最後だし優勝だ』って思ったけど、舞台袖まで行った時は、楽しすぎて『これはもう楽しもう』って思ったね」と話した。直前には、澤部と「楽しもう」と声を掛け合ったといい「熱かったね、あのとき。すごい状態だったな」と振り返った。

 さらに「あっという間にネタ終わってね、点数が出たんだよね636点っていう。点数振るわなかったじゃないですか。そんとき『そうだと。おれらはM-1で優勝できる漫才師じゃないんだ。15年かけてそれが分かった』と思って晴れやかな気持ちになったね」と心境を語った岩井。澤部は「終わって楽屋戻ったときも、言ってたもんね。俺に向かって『おれらはM-1で優勝できる漫才師じゃないんだよ』って」としみじみ振り返っていた。

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2021年12月24日のニュース