極楽・山本圭壱が眼窩底骨折、ABEMA番組収録中に負傷 キックボクシングで強打か

[ 2021年12月24日 05:30 ]

「極楽とんぼ」の山本圭壱
Photo By スポニチ

 お笑いコンビ「極楽とんぼ」の山本圭壱(53)がインターネットテレビ局「ABEMA」の番組収録中に負傷し、打撲・眼窩(がんか)底骨折と診断されていたことが23日、分かった。ABEMAが公式サイトで発表した。同サイトによると、1月に放送を予定していた「極楽とんぼのタイムリミット」の収録中に負傷した。「ご本人の体調を第一に、1月の放送は休止いたします」としている。

 ABEMAは、ケガをした経緯や全治などを明らかにしていない。本紙の取材によると、収録は先週行われ、キックボクシングのスパーリング中に目の付近を強打したとみられる。芸人仲間は「目の腫れはかなり引いたとは聞いています。仕事復帰にはまだ少し時間がかかるのでは」と話した。

 ABEMAは「山本さんをはじめ関係者の皆さまに心からおわびするとともに、今後の治療等につきまして誠意をもって対応してまいります」としている。

 「極楽とんぼのタイムリミット」は、山本と相方の加藤浩次(52)が、ネットで話題になりそうな企画やゲームを生み出すコンセプトの番組。毎月第2日曜日の放送で、時間内にミッションをこなしたり、ドッキリを仕掛けるなど、さまざまな体当たり企画に挑戦する。ABEMAの「1000万円シリーズ」という企画のパロディーで、山本が5人の女性格闘家や格闘技経験者らと対戦する「山本が5人に倒されなかったら1000万円」も放送された。

 ABEMAの「1000万円シリーズ」では、今年11月に「朝倉未来にストリートファイトで勝ったら1000万円」というプロ格闘家・朝倉未来(29)に、素人らが戦いを挑む企画を放送。タレント後藤真希(36)の弟・後藤祐樹さん(35)らを容赦なく叩きのめす内容に、批判の声が上がっていた。

 ▼松宮整形外科松宮是哲院長(横浜市) 眼窩底骨折は、目のくぼみ(眼窩)の中で、眼球の下にあたる部分の骨折。多くは格闘技での打撲や事故が原因。ボクシングの井上尚弥選手(WBA&IBF世界バンタム級王者)が2019年11月、5階級制覇王者ドネア選手との試合で右眼窩底骨折したのが記憶に新しい。日常生活ではまず起きない。物が二重に見える「複視」がひどいと手術が必要だが、症状が軽ければ1カ月半から2カ月で自然治癒する。

続きを表示

2021年12月24日のニュース