田中あいみがデビュー曲をお披露目 ハスキーな“ソウルフルボイス”に師匠の細川たかしも太鼓判

[ 2021年10月13日 18:11 ]

デビュー曲「孤独の歌姫(シンガー)」を歌唱する田中あいみ
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 細川たかし(71)の弟子で、歌謡曲歌手の田中あいみ(21)が13日、都内でお披露目会を行った。11月10日にシングル「孤独の歌姫(シンガー)」でデビューする。

 「やっと!やっと!デビューが決まりました」と喜んだ田中。日本クラウンが2019年に開いたオーディションで2500人の中からグランプリに選ばれた逸材。コロナ禍でなかなかデビューに向けた活動が進まなかったが、京都市内の実家であるカラオケ喫茶でデビューに向けて特訓を積んできた。

 持ち味は力強くハスキーな“ソウルフルボイス”。デビュー曲の「孤独な歌姫」は、東京・歌舞伎町を舞台に歌だけで生きて行く女性を歌った1曲。「来年の日本レコード大賞で最優秀新人賞を取りたい」と目標を掲げ「国民全員が知ってる田中あいみになりたい」とブチ上げた。

 細川の弟子で初めての歌謡曲歌手。細川も「声そのものに特徴があって、とにかく歌唱力がすばらしい。こぶしは回りませんが、個性的な声と魅力的な高音を併せ持っていて、流行歌を歌わせるととても面白い」と大きな期待を寄せている。

 スナックが好きだった父の影響で、3歳の頃から歌謡曲を聴いてきた。小3から歌謡サークルに通い、中1の時には父がカラオケ喫茶をつくった。自身の十八番は桂銀淑の「すずめの涙」で、この日も力強く歌唱。「母の車は桂銀淑さんのアルバム1枚しか流れなかったんです」と笑わせた。その両親もデビューが決まったことで「泣いてますよ」とうれしそうに明かした。

 素顔は経営学を学ぶ大学3年生で、大の阪神ファン。「近本選手が良いですよね。今年こそは優勝してほしい」とエールを送る。今年はルーキーの佐藤輝明選手が活躍。プロ野球界の大物ルーキーに負けていられないと言わんばかりに、歌謡界のルーキーは「スーパースターになります!」と力強く語った。

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