JO1 紅白出場へアピール、11月初の有観客単独ライブ 12月には新曲発表&展覧会

[ 2021年10月13日 05:30 ]

ポーズをとるJO1のメンバー(撮影・河野 光希)
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 男性11人組グループ「JO1」が、大みそかの第72回NHK紅白歌合戦への出場を目指して勢いを加速させる。11月にデビュー後初となる有観客の単独ライブ、12月には新曲発売と展覧会を開催し、アピールを続ける。リーダーの與那城奨(25)は「一年を締めくくる大きなイベント。出たいです」と熱い思いを口にした。

 新型コロナウイルスが猛威を振るい始めた昨年3月にデビュー。活動が大きく制限される中で、デビューシングルから4作連続でビルボード・ジャパンのシングルチャートで1位を獲得した。いずれも初週に20万枚以上の売り上げを記録。K―POPとJ―POPを融合させたハイブリッドなグループとして人気を拡大している。

 與那城は「僕たちの認知度はまだまだ。知らない人に対してアピールしていかなければならないし、紅白はそのチャンス。一年の区切りにしたい」と力を込める。白岩瑠姫(23)も「日本を代表する番組。“JO1が出ないのはおかしい”と言われるぐらいになりたいですね」とさらなる成長を誓った。

 今年はシングル2作が1位を獲得。1月からのシングルチャートで1位を複数回獲得した男性歌手はジャニーズ事務所のグループを除けばJO1だけ。特に8月発売の4作目「STRANGER」は初週に36万9000枚を売り上げた。紅白の出場歌手の選定基準である「今年の活躍」に対して大きなアピールとなりそうだ。

 これから攻勢をさらに強める。11月19日~21日に千葉・幕張メッセでデビュー後初の有観客ライブを開く。12月15日には5枚目のシングル「WANDERING」を発売し、同25日からは東京ドームシティ・ギャラリーAaMoで衣装や写真の展覧会が開催される。

 グループの夢は世界進出。與那城は「一つずつ目標をクリアして、地道に成長していくことが大事だと思う。紅白に出場できれば、また次の目標につながる」。来年の目標は全国ツアーの開催。紅白出場は全国への大きなステップとなる。

 ▽JO1 19年12月結成。メンバーは韓国の人気オーディション番組の日本版「PRODUCE 101 JAPAN」の合格者11人。昨年3月に「PROTOSTAR」でメジャーデビューした。いずれも高いレベルのビジュアル、ボーカル、ラップ、ダンスで女性ファンを増やしている。ファンの愛称は「JAM(ジャム)」。金城碧海(すかい、21)が適応障害のため活動休止中。

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2021年10月13日のニュース