「おかえりモネ」菅モネLINEにネットもらい泣きも 菅波先生“冷たい”2行に百音は決意の涙

[ 2021年10月13日 08:15 ]

連続テレビ小説「おかえりモネ」第108話。菅波とLINEをし、弱音を吐く百音(清原果耶)(C)NHK
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 女優の清原果耶(19)がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「おかえりモネ」(月~土曜前8・00、土曜は1週間振り返り)は13日、第108話が放送された。

 <※以下、ネタバレ有>

 朝ドラ通算104作目。清原とタッグを組んだNHK「透明なゆりかご」やテレビ東京「きのう何食べた?」などで知られる安達奈緒子氏が手掛けるオリジナル作品。朝ドラ脚本初挑戦となった。タイトルにある「モネ」は主人公・永浦百音(ももね)の愛称。1995年に宮城県気仙沼市に生まれ、森の町・登米(とめ)で青春を送るヒロイン・百音が気象予報士の資格を取得し、上京。積み重ねた経験や身につけた技術を生かし、故郷の役に立ちたいと奮闘する姿を描く。

 雨不足に悩む農家の女性(小野寺ずる)に解決策を示すことができず、百音はショックのあまり、菅波(坂口健太郎)からの電話にも出られず。LINEを送る。

 百音「電話に出なくてごめんなさい。声を聞くと、考えがまとまらないまま、先生にぶつけてしまいそうなので、今は一人で、考えてみようと思います」

 百音「顔が見える人のために仕事がしたいと思って、ここに来ました。でも、わたしが今伝えている情報は目の前にいる人を落胆させることばかりです。わたしは雨を降らせることはできないし、海風を吹かせて、魚が集まる冷たい海流を引き寄せることもできない。せめて何か解決策をと思うけど、苦しい状態にある人に、次にどうすればよいかを示すこともできない。自然を前にして、やはり無力です」

 菅波「(考えを巡らせ)自分で選んだんでしょう」

 菅波「それとも東京に戻りますか?」

 百音「わたしはここにいます」

 再び決意を固めると、百音の目から涙がこぼれた。

 “菅モネ”らしいLINEのやり取り。SNS上には「アバン(冒頭)で号泣」「胸が熱くなる素敵なアバン」「LINEだけで泣けるとは」「さすが、菅波。正しいけど、言い方が冷たい。けど、優しい。ちゃんと導く「ここで慰めないのが菅波」「LINEのたった2言でモネを奮起させてしまうとは、さすが#俺たちの菅波」「このやり取りの直後に(主題歌の歌詞)『やじろべえみたいな正しさだ』をぶつけてくるOPだよ」「開始3分で静なのに、とてもエモーショナルな美しいお芝居と劇伴でめっちゃ興奮している。やっぱり凄い、この作品」などの声が相次ぎ、反響を呼んだ。

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