FM新潟パーソナリティー・酒井春奈 軽い負荷かけ肩のインナーマッスル強化

[ 2021年10月13日 05:30 ]

(1)横になって脇を締め肘を体につける
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 読者の皆さま、お久しぶりです。酒井春奈です。このコーナーも10月から再開ということで、また自宅でできるトレーニング方法をご紹介していきたいと思います。

 今回は肩のインナーマッスルを鍛える運動です。四十肩、五十肩でお悩みの方も多いと思いますが、そうなる前の予防ということで。代表的なものに「うちわあおぎ運動」というのがあります。うちわやチューブを持ち、肘を脇につけて90度に曲げ、外側に開き、また元に戻す運動のことですが、私は負荷を強くするためにこれを寝た状態でダンベルを持ってやります。

 普通の人は500ミリリットルのペットボトルを2本用意してください。しっかりできる、という方は2リットルのペットボトルでもいいですよ。まず横になり、脇をしっかり締めて、肘を曲げます。そこから上に引き上げ、また元の状態に戻します。この時、肘が体から離れたり、手首が外側に開いたりしないように注意してください。

 500ミリリットルであれば20回を2セットぐらい。最初はきついと思うので10回2セットでもいいです。この運動は筋肉を大きくしたいわけではないので、最初は軽い負荷で回数をやれればいいと思います。きつくなってくると腕全体で上に持っていこうとしてしまいがちですが、しっかりと肘を支点にして上に持ち上げてください。

 どんな動きをするにしても、肩が安定しないとパフォーマンスに影響します。人間の体って、肩が上がらないと首から持ち上げたりして肩凝りを起こしやすくなったりします。腕が上がらないからその分、何とかしなきゃと思って腕の付け根あたりを使って上げることで、負担がかかってしまうんですね。

 私は最近新しい番組が始まって、今が一番忙しく感じています。いいことですけどね。忙しいのは。時には疲れて帰っちゃうこともありますが、寝る時間を割いてでもトレーニングする時間をつくるようにしています(笑い)。(FM新潟パーソナリティー)

 ◇酒井 春奈(さかい・はるな)1988年(昭63)1月5日生まれ、新潟市出身の33歳。ラジオパーソナリティーだけでなく、言語聴覚士や心理カウンセラーとしての顔を持つほか、新潟市内のジムでパーソナルトレーナーとしても活動中。FM新潟では毎週水曜日午後1時30分から「active sports life」がテーマの「PLAYER’S」などを担当。10月から新番組「医療の広場RADIO」(毎週水曜日午後2時50分~)もスタートした。

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