吉村知事 ワクチン接種条件の行動緩和に賛成示すも「期限を決めてやらなきゃダメ」

[ 2021年9月8日 19:00 ]

 大阪府の吉村洋文知事が8日、MBSの情報生番組「よんチャンTV」(月~金曜後3・40)に出演。政府がワクチン接種などを条件に行動制限の緩和を検討していることについて、賛成の考えを示した。

 政府はワクチン接種を条件に、緊急事態制限下の地域でも県境を越える移動を認めること、さらには自治体などの第三者認証を受けた飲食店であれば、酒類提供や営業時間、会食の人数制限を緩和することなどを検討している。

 吉村知事は「基本的に賛成の考え方です」と口にする。行動制限の緩和について、「しんどい思いをしている飲食店、イベントとかを感染を抑えながら、経済的に回していこうという考え方」と説明。その上で、「(ワクチンを)打つか打たないかは本来自由。ワクチン差別はなくさないといけないし、体質的に打てない方もいる。そこの方への代替手段は考えないといけない」と続けた。

 さらには「期限を決めてやらなきゃダメ」とも語る。具体的に開始の時期としては、「ワクチンを希望している人が全員打ててる状況になっていること」。さらに終了の時期について、「飲み薬など、普通のクリニックで治療ができるようになる時代。そんなに遠くない将来にやってくる」と語った。

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2021年9月8日のニュース