GACKT 無期限活動休止、重度の発声障害 一時重篤…容体落ち着くも話すこともままならない状態

[ 2021年9月8日 04:00 ]

無期限活動休止することになったGACKT
Photo By スポニチ

 歌手のGACKT(48)が重度の発声障害のため無期限活動休止することが7日、明らかになった。関係者によると、現在は話すこともままならない状態で、国内の自宅で療養しているという。

 エージェント事務所によると、GACKTは8月6日、所用のため滞在していたキプロスから帰国。「体調が悪い」と訴え、その後容体が急変。幼少からの持病である神経系疾患がきっかけとなり、一時は命に関わる状態に陥ったという。

 体調が悪化した状態が数週間続き体重は10キロほど落ちたが、現在の容体は安定。ただ重度の発声障害が併発したため、声を出す仕事ができず無期限の活動休止となったという。関係者は「歌はもちろん、打ち合わせの会話もできない状態です。回復時期の見通しも立っていません」と明かした。

 GACKTは現在、毎週土曜にニコニコ生放送「GACKTと一緒に家呑み!!」を配信している。8月14日から体調不良を理由に休止しており、同31日には9月の生配信を見合わせることが発表された。ファンの間では新型コロナウイルスへの感染も心配されていたが、エージェント事務所は「新型コロナではありません」とした。

 8月には19年に主演し大ヒットした映画「翔んで埼玉」続編の製作が発表された。映画関係者によると8月下旬にクランクインし、GACKTは今月10日から撮影に入る予定だった。GACKTの体調悪化を受け撮影は中断されており、復帰に合わせて再開できるよう準備しているという。

 今後についてエージェント事務所は、主治医がいて活動拠点でもあるマレーシアに戻り、持病や発声障害に関する精密検査をした後、活動再開に向けた治療に専念するとした。

 ◇GACKT(がくと)1973年(昭48)7月4日生まれ、沖縄県出身の48歳。ロックバンド「MALICE MIZER」の活動を経て、99年からソロ活動を開始。07年に大河ドラマ「風林火山」で上杉謙信を好演。毎年恒例のテレビ朝日系「芸能人格付けチェック」では、個人で65連勝と記録を更新中。

続きを表示

2021年9月8日のニュース