藤井王位 豊島竜王との王位戦第3局は2日目午前、4筋で戦い 豊島が攻勢に

[ 2021年7月22日 12:45 ]

前日の指し手を再現する藤井聡太王位。右は豊島将之竜王(代表撮影)
Photo By 代表撮影

 藤井聡太王位(19)=棋聖と2冠=に豊島将之竜王(31)=叡王と2冠=が挑む第62期王位戦7番勝負第3局は22日、神戸市の「中の坊瑞苑」で2日目が指し継がれ、午前12時30分の昼食休憩までに76手進んだ。盤面は4筋で戦いが始まり、お互いに交換した銀桂を駒台に置いている。

 戦型は第2局に続き、先後入れ替えて角換わりになった第3局。1日目午前は異例の早さと言える54手まで進んだ。午後は一転、12手しか進まなかった。後手豊島が選択した封じ手は中央に厚みを築く銀打ち。

 2日目午前はその中央を巡っての押し引きから豊島が攻勢に出ている。昼食メニューは藤井が「冷やしうどん膳」、豊島が「神戸牛肉うどん膳(天ぷら抜き)」。対局は午後1時30分再開。

続きを表示

2021年7月22日のニュース