古市憲寿氏 パラリンピック観客問題に「感染者が多くても死者の数が低く抑えられているんだったら」

[ 2021年7月22日 09:11 ]

フジテレビ社屋
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 社会学者の古市憲寿氏(36)が22日、フジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。菅義偉首相が21日に、8月24日開幕の東京パラリンピックについて「感染状況が変わってきたら、ぜひ有客の中でと思っている」と述べ、観客を入れた形での開催に重ねて意欲を示したことに言及した。

 菅首相は、東京五輪が23日に開幕することについては「選手の活躍で若者や子どもに夢や感動を与えられる機会になることを期待する」と官邸で記者団に表明。新型コロナウイルス禍での開催となることに「政府として感染防止に全力を尽くし、大会の成功に努力する」と強調し、国民に自宅から声援を送り、交通量の抑制にも協力するよう呼び掛けた。

 古市氏は、東京都の新型コロナウイルスの感染者数が増加していることに触れつつ「やっぱりワクチン接種が進んでいるわけですよね。だからそういう中でパラリンピックの時期っていうのは感染者は増えているかも知れないけれども重症者数、亡くなっている人の数が少ない可能性もある」と言い、「実際、ワクチンの効果って日本ではまだ分からないわけですけど、パラリンピックの時期にもしも感染者が多くても死者の数が低く抑えられているんだったら有観客も当然1個の選択肢だと思います」と自身の見解を述べた。

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2021年7月22日のニュース