舛添要一氏 増加止まらぬ東京感染者数に懸念「開会式には『2021人』になるのではと悪い冗談も」

[ 2021年7月22日 19:52 ]

舛添要一氏

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が22日、自身の公式ツイッターで、緊急事態宣言中の東京都などで感染拡大が止まらない現状に懸念を示した。

 「本日の東京都のコロナ感染者1979人、先週の木曜日(1308人)から671人増。やはり、1.5倍増が続いている」とツイート。23日の東京五輪開会式を前に、「明日の五輪開会式には『2021人』になるのではないかという悪い冗談も聞こえてくる」ともつづった。

 京都大学の西浦博教授は、来月7日には東京都の1日の感染者数が3000人を超えると試算を示している。舛添氏は「大会期間中に3千人超になるという予想もある。デルタ株の市中感染が拡大していることが原因の一つではないか」と分析した。

 別のツイートでは、来日中の世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長が菅義偉首相と会談したことにも言及。「何の意味があって来たのか分からない。まだパンデミックが収束していない世界で、彼の行うべきもっと大事なこと他にあるのではないか。東京五輪のために助言はないのか」と苦言を呈し、「菅政権のコロナ対策を称えるためなら日本の国民世論を理解していない」とも指摘した。

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2021年7月22日のニュース