舛添要一氏が持論「パンデミックが続いている間は五輪をやめるというルールを」

[ 2021年6月13日 15:47 ]

舛添要一氏

 前東京都知事で国際政治学者の舛添要一氏(72)が13日、ABEMA「ABEMA的ニュースショー」(日曜正午)に生出演。東京五輪・パラリンピックの話題で「私はパンデミックが続いている間は五輪をやめるというルールを作った方がいい」と、私見を述べた。

 番組では五輪開催予定日まで、あと40日に迫ったことを特集した。コメントを求められた舛添氏は、前日12日、新型コロナウイルス東京都の新たな感染者数が467人と発表されたことに触れ、「昨日の東京都の感染者数を見てがく然ときたんですよ。1か月ぶりに増え始めたでしょ、この傾向が続いていったら開会式の時どうなってんだっていう」と口にした。「だって今日だってすごいよ人、外。緊急事態宣言、ねぇ?」と続けた。

 コロナが世界的にも収束していないとし、「他の国もどうなんだって。今モスクワで爆発的に増えているんですよ、ネパールもベトナムもブラジルも」とコメント。「世界全体から見たときにパンデミックは収束していないんですよ」と強調し、「だから私はパンデミックが続いている間は五輪をやめるというルールを作った方がいいんじゃないかという気がしているんですけど」と語った。

 五輪が開催されるのか、中止となるのか、との質問に対して、舛添氏は重大な決断をすることの例え「ルビコン川を渡る」を引き合いに出した。「やるんでしょうね、もうルビコン川を渡りました」と話した。

続きを表示

2021年6月13日のニュース