近藤真彦が「ギンギラギンヘア」でイベントに登場した理由

[ 2021年6月13日 09:30 ]

サミー新規事業発表会に登場した近藤真彦(撮影・糸賀日向子)
Photo By スポニチ

 歌手の近藤真彦(56)が9日、都内でゲームメーカー「サミー」の新規事業発表会に出席した。「サミー」が属するセガサミーグループが近藤のレーシングチームを2000年からサポートしている縁での参加。レース業では先月16日にチームの監督として復帰していたが、報道陣を前にしたイベントに登場するのはジャニーズ事務所退所後初めてとなった。

 イベント中盤に登場した近藤は「お待たせしました。お手柔らかにお願いします」と報道陣を意識したあいさつ。体験したポーカーゲームアプリで敗戦すると「俺のカード悪くない?」と冗談交じりにごねてみせるなどして会場の笑いを誘った。

 目を引いたのが髪の毛の色。大ヒット曲「ギンギラギンにさりげなく」をイメージさせるような銀髪。心機一転、デビュー当時の初心に戻って活動することを印象付けた。

 イベント終了後には、報道陣の声かけにも立ち止まって異例の対応。退所の際に近藤に苦言を呈した後輩・東山紀之に関する質問にも答えるなど、終始サービス精神旺盛だった。

 「ジャニーズ時代、レースの活動を中心としていたため後輩とのつながりが薄く、長男としての威厳が示せなかった面はある。一方で、長男としての気負いもどこかにあり、やりにくい部分はあったのではないでしょうか」とテレビ局関係者は話す。番組制作会社の関係者は「あの日のイベントでは“セールストーク”も出て、終始笑顔。もちろん、いまや貴重なスポンサーのイベントということもありますが、肩の荷が下りた、というような表情だった。歌手活動再開にも意欲を見せていたし、ネット上にはファンの好意的な書き込みが多い」と語った。

 今後芸能活動をしていくにあたり注目が集まるのが、ジャニーズの後輩との共演だ。これまでは、後輩が必要以上に気を使っているなどの声があったのは事実。前出のテレビ局関係者は「近藤の退所でその関係性にも変化が生まれてくるでしょう。ジャニーズ勢と同じ歌番組に出演となれば、話題も十分。視聴率狙いで仕掛けてくる局もあるのでは」と予測。40年以上在籍した古巣から飛び立った近藤。ジャニーズとの共演はあるのか、注目が集まる。

続きを表示

この記事のフォト

2021年6月13日のニュース