堀内さん 大谷へ“2つのボーク”で忠告「私も1回やられた。米国で」

[ 2021年6月13日 09:31 ]

堀内恒夫氏
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 現役時代に巨人のエースとして通算203勝をマークし、巨人監督も務めた野球解説者の堀内恒夫さん(73)が13日、TBS系「サンデーモーニング」(日曜前8・00)にリモート出演。エンゼルスの大谷翔平投手(26)が11日(日本時間12日)のダイヤモンドバックス戦に「2番・投手」で投打同時出場し、2つのボークを宣告されたことについてコメントした。

 大谷は3―0の5回2死一、二塁、4番エスコバルを迎え、初球の直前にプレートを外しながら、二塁へけん制するしぐさを見せた。間髪入れずに三塁塁審からボークを宣告された。日本ハム時代の14年5月13日の西武戦以来で、メジャーでは初のボーク。困惑の表情を浮かべ、両手を広げた。二、三塁となり、今度は1ボール2ストライクからの5球目、十分に静止したセットポジションから投球したが、再び三塁塁審がボークを宣告した。

 堀内さんは「私が見ても1度目はそんなにボークだなという気はしませんでした。2度目は、これは1度目のボークの時に大谷君のジャスチャーが審判に遺恨を残してますよ。腹が立ったんでしょうね。2度目は僕はボークだとは思いません。ボークには見えない」と指摘し、「だからあまり大きなジャスチャーで審判を挑発するようなことをしない方がいいかなって気がします」と話した。そして「私も1回やられたことがあるんですよ、米国で。サインを見ている時に日本語で“おい、「そこちょっと暗いから見えないよ”って言ったら、ボークって言うんですよ」と自らの体験も明かした。

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2021年6月13日のニュース