橋下徹氏 IOCバッハ会長は「五輪に来てほしくない」

[ 2021年6月13日 11:07 ]

橋下徹氏
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 元大阪市長で弁護士の橋下徹氏(51)が13日、フジテレビ「日曜報道 THE PRIME」(日曜前7・30)に出演。国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が10日のオンライン記者会見で、6月中の来日を見送ると明らかにし、東京五輪に向けて「7月中旬に訪れる方がいいとの結論に至った」と述べたことに言及した。

 バッハ会長は、7月23日の開幕に向けて「実施段階に入った」と開催方針を改めて強調し、最後は「東京で会いましょう」と締めくくった。IOCは五輪開幕前の7月17、18日に理事会を、同20、21日に総会を東京で開催する予定。会見では五輪開催への自信や国内で根強い反対論への見解を求められたが、詳細の説明はデュビ五輪統括部長に任せるとして回答しなかった。

 橋下氏は「前後にいろいろあり、言葉の切り取りをやっているのかもしれませんが」とした上で、「僕は国民感情から離れている発言だと思う」と指摘。そして「犠牲者が出るんだって言った発言が、あれは日本人のことを言ったんじゃなくて五輪関係者のことを言ったからとか、いろいろ解釈が出て来てますが、そういうことは抜きにとにかく国民感情に反することばっかりバッハさんは、僕はこれは持論ですけど、五輪に来てほしくない、バッハさんは」と自身の思いを述べた。

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2021年6月13日のニュース