谷原章介 茨城県城里町42歳町長のワクチン先行接種に「事前に公表しないから後から理由が出てくると」

[ 2021年5月14日 09:12 ]

谷原章介
Photo By スポニチ

 俳優の谷原章介(48)が14日、MCを務めるフジテレビの情報番組「めざまし8(エイト)」(月~金曜前8・00)に出演。茨城、岐阜、大阪、兵庫の4府県で、地方自治体の首長や職員が65歳以上の一般高齢者向け接種に先行して新型コロナウイルスワクチンを接種していた事例が相次いで分かったことに言及した。

 このうち茨城県城里町では、上遠野修町長(42)と副町長(65)、教育長(65)の3人が4月、医療従事者に優先的に届けられた新型コロナワクチンを接種していた。医療従事者のキャンセルに備え、代わりに接種する町職員のリストを作成。接種を受けた町職員は幹部3人を含め計29人だった。上遠野町長は「廃棄すべきかとも思ったが、町長が感染すると混乱を及ぼし、倒れるわけにはいかない。(キャンセル穴埋めが)高齢者じゃなきゃだめという空気はおかしい」と強調した。

 谷原は「こういう問題はいつか起きるんじゃないかということだと思ってはいました」と言い、「やっぱり事前に公表しないから後から理由が出てくるとこじつけの印象が出てしまう」と指摘。そして、ワクチンが余った時のルールについて「決めておいて、それを公表しておけばこういう問題は起きなかったと思う」と話した。

続きを表示

2021年5月14日のニュース