吉田沙保里さん 生きづらいと思った経験は…「ルールの中で育ってきた。それに合わせていくしかない」

[ 2021年2月18日 16:42 ]

吉田沙保里さん
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 五輪3連覇を含む世界大会16連覇を果たした元レスリング世界女王の吉田沙保里さん(38)が18日放送のTOKYO FM「山崎怜奈の誰かに話したかったこと。」(月~木曜後1・00)に生出演。コロナ禍で開催が不透明な東京五輪・パラリンピックに対する私見を述べた。

 吉田さんは東京五輪・パラリンピックが延期になるかどうかについてどう考えているかと聞かれ、「まさかコロナ禍でいろいろ変わってくるとは思わなかった。私と言うより今の現役選手、五輪に内定している選手、していない選手もいますけど、この時期まで五輪ができるかできないか決まってないというのは選手としたら考えられない」と選手の気持ちを代弁。「とにかく頑張るしかないんですけど、早く決めてあげてほしいなという気持ちです」と力を込めた。

 また女性が社会進出をしていく中で、スポーツに限らず生きづらいなと思った経験はあるかとの質問には、「それに合わせていくしかないなっていう」と回答。「ルールの中で育ってきたというか、レスリングにはルールがあったので、ルールがレスリングも結構変わるんで、それに合わせていくしかないなという。考え方ひとつで変わってくるので」と常にルールに従い、前向きにとらえてきたことを強調した。

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2021年2月18日のニュース