三浦瑠麗氏 自民離党の白須賀議員に「なんで選挙に出たんだろう」

[ 2021年2月18日 08:57 ]

三浦瑠麗氏
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 国際政治学者の三浦瑠麗氏(40)が18日、フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)に出演。自民党の白須賀貴樹衆院議員(45)=千葉13区=が緊急事態宣言中の今月10日夜に若い女性と東京都内の高級ラウンジを訪れていたことを文春オンラインが報じ、白須賀氏は離党届を提出したことに言及した。

 離党届を提出後、記者団に次期衆院選に出馬しない意向を表明。議員辞職は否定した。女性はラウンジのホステス。白須賀氏は記者団に“同伴出勤”を釈明。ラウンジの店長は以前、理事長をしていた幼稚園の卒園生だとし、「お店(の経営)が大変厳しい、つぶれてしまうと。泣きつかれた時に少しでも売り上げの足しになればと、“1時間だけだよ”って感じでお金を使いに行きました」と話した。

 三浦氏は「非常にお金持ちのボンボンで、もともと歯科医なんですが、いわゆる世襲的な意味でも、ご自分でしっかり頑張って歯科医師の資格を取得されているんで、私から見て不思議なのは、なんで選挙に出たんだろうってことなんです」と言い、「仮に自分自身で異論があったとしても与党が罰則を入れて法改正したわけです。そういうところで、おとなしくして、いわゆるみんなと同じ行動を取るのか、そうじゃなかったらもう経営者としてやっていくっていうのも1つの手ですよね」と自身の論点から述べた。

 そして「ただ報道を見てて気になるのは、ラウンジがどういうふうな感染対策とっていたのかがよく分からないんですね」と指摘。続けて「確かに銀座のように固まっている所に比べて、いわゆる横のつながりでみんなでこういう基準を入れましょうみたいな取り組みは少ない地域かも知れないんですけど、ただラウンジだからいきなりね、レストランとか居酒屋よりも感染度が高まるわけでもないし」とし、「なんかちょっとですね、風紀委員みたいな感じになっているんで、与党の議員がこういうことをして言われるのは当然なんですけど、業種差別をマスコミも気を付けた方がいいですね。女の子たちが生きていけないっていうにも当然そういうことだろうし、補償がでないわけですからね」と自身の考えを述べた。

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2021年2月18日のニュース