女優助演賞の蒔田彩珠 18歳史上最年少受賞に感謝「形に残るもので評価されてうれしい」

[ 2021年2月18日 05:30 ]

2020年(第75回)毎日映画コンクール表彰式 ( 2021年2月17日 )

女優助演賞の蒔田彩珠(撮影・久冨木 修)
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 河瀬直美監督の「朝が来る」で女優助演賞に輝いた蒔田彩珠(あじゅ、18)は鮮やかなブルーのドレスで登壇。90年「櫻の園」のつみきみほの当時19歳を上回る史上最年少での受賞。「賞という、形に残るもので評価していただけてうれしい」と喜びを語った。

 中学生で妊娠し、子を養子に出さざるを得なかったことからすさんでいく少女を演じた。その変貌するさまを見事に演じきったが「私が努力するということはあまりなかった」と回顧。「監督やスタッフさん、キャストさんたちが私が(演技を)できやすいように導いてくれた」と感謝した。

 実生活では海外映画観賞が好きで、米女優アン・ハサウェイ(38)が憧れ。今後の目標を「海外の女優さんのように、最後までこの作品のこの人(を演じている人)だと分からない役者になれたらうれしい」と語った。

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