特別賞の大林恭子さん 夫・宣彦監督の遺影抱き「スタッフは映画の家族です」

[ 2021年2月18日 05:30 ]

2020年(第75回)毎日映画コンクール表彰式 ( 2021年2月17日 )

毎日映画コンクールで特別賞を受賞し、感謝を口にする大林恭子さん。後方は、大林宣彦さんの遺影を持つ長女の千茱萸さん
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 昨年4月に他界した大林宣彦監督の妻で、映画プロデューサーの大林恭子さん(82)が特別賞を受賞。監督の遺影を抱き、車椅子で登壇した。毎日映画コンクールが始まった1946年、大林さんはまだ7歳だった。「12年後に大林監督と出会い、63年間、映画の日々を送ってきた。たくさんのスタッフに支えられてきた。スタッフは映画の家族です」と語り、「コロナ禍をチャンスに変えてください」と製作者にエールを送った。

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