GACKT「僕も結構頭が固い方なんだな」大作洋画から刺激「義経秘伝」の映画化にも意欲

[ 2020年8月31日 19:52 ]

映画「TENET テネット」公開記念スペシャルイベントに出席したGACKT
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 ロックミュージシャンのGACKT(47)が31日、都内で開かれた映画「TENET テネット」(9月18日公開)のイベントに出席した。

 タレントのLiLiCo(49)とともに無観客の舞台に登壇。抽選で選ばれた49人のファンとオンラインで交流した。

 「TENET」は、「ダークナイト」シリーズや「インセプション」「ダンケルク」などを手掛けたクリストファー・ノーラン監督(50)によるタイムサスペンス大作。監督の大ファンだというGACKTは、魅力について「一番はですね、狂気の世界というか、突き詰めた世界を表現する監督はたくさんいると思うんですけど、それをギリギリ、エンターテインメントまで落とし込んでくるバランス感覚が素敵」と紹介した。

 今作について「1回見たんですけど、まったく分からなくて。あまりにも悔しくて、もう1回見させていただいて。必死についていくんですよ、自分が」と解説。「あまりにも概念が新しすぎて。なかなか頭の固い方にはパッと受け入れられないことがたくさんあるんですよ。で、僕も結構頭が固い方なんだな」と思ったほどだという。「あまりにも概念がぶっ飛びすぎてて、途中でどういうことなんだろうなと理解しようと自分の中で一生懸命になっているんです」と明かした。

 俳優の立場から出演者の演技を見ると「むちゃくちゃ難しかったんだろうな。仕事として、これオーダーされたら相当嫌だろうな」とも。

 BGMについては「無限音階って、こんなふうに使えるんだなって。次の自分の曲でどうやって無限音階を使おうかなと、いろいろ考えたんですけど。ただ不安をあおるだけの曲になるのかな。決して気持ちのいい音じゃない。見ててイライラするっていう…」と苦笑い。司会者が「今後、GACKTさんの楽曲にもし反映されていたら『TENET』がインスパイア源ということでいいですか?」と問いかけると「そうですね」と答えた。

 自身の映画については「最近『義経秘伝』という本を書いたんですけど、それ舞台ではやったんですけど。それの映画化はしてみたいなとは思いますけどね。面白い表現ができるんじゃないかな」と自信をにじませた。

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