「半沢直樹」第7話24・7% 7週連続大台超え!裏番組初のオール1桁“日9独占”個人視聴率は番組最高

[ 2020年8月31日 09:01 ]

主演を務める日曜劇場「半沢直樹」の製作発表に出席した堺雅人(C)TBS
Photo By 提供写真

 俳優の堺雅人(46)が主演を務めるTBS日曜劇場「半沢直樹」(日曜後9・00)の第7話が30日に放送され、平均世帯視聴率は24・7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)だったことが8月31日、分かった。前回第6話24・3%を0・4ポイント上回り、初回から7週連続大台超え。初回から22%以上の高水準をキープしている。新指標の個人視聴率は15・4%。第5話15・2%を0・2ポイント上回り、番組最高を更新した。また、ドラマ開始以降、裏番組は初のオール1桁。「半沢直樹」が“日9”を“独占”した。

 初回22・0%、第2話22・1%、第3話23・2%、第4話22・9%、第5話25・5%、第6話24・3%、第7話24・7%と推移。絶好調を維持している。

 この夜の“日9”視聴率は以下の通り。「半沢直樹」以外は視聴率1桁だった。「半沢直樹」の占拠率は34・1%に達した。

 NHK「NHKスペシャル」(後9・00~9・55)6・2%
 日本テレビ「行列のできる法律相談所」(後9・00~9・54)9・9%
 テレビ朝日「お花のセンセイ」(後9・00~10・54)8・9%
 TBS「半沢直樹」(後9・00~9・54)24・7%
 テレビ東京「緊急SOS!池の水ぜんぶ抜く大作戦」(後7・54~9・54)6・3%
 フジテレビ「逃走中」(後7・00~9・54)8・6%

 また、NHK・民放を通じた全GP帯(ゴールデン・プライム帯=午後7~11時)連続ドラマのうち、初回から7話連続20%超えは14年10月期のテレビ朝日「ドクターX~外科医・大門未知子~」(21・3%、20・9%、20・8%、23・7%、22・2%、23・6%、22・8%)以来、約6年ぶりの快挙。

 個人視聴率は第1話13・4%、第2話13・6%、第3話14・1%、第4話14・8%、第5話15・2%、第6話15・0%、第7話15・4%と推移。第5話15・2%を0・2ポイント上回り、番組最高を更新した。

 関西地区(世帯)は初回23・3%、第2話26・4%、第3話26・9%、第4話26・3%、第5話27・3%、第6話27・4%、第7話27・6%と推移。前回第6話を0・2ポイント上回り、番組最高を更新した。

 当初は4月19日スタート予定だったが、新型コロナウイルスの影響による撮影中断を挟み、3カ月遅れで待望の幕開けとなった。

 2013年7月期に放送された前作は、ベストセラー作家・池井戸潤氏(57)の小説「オレたちバブル入行組」「オレたち花のバブル組」が原作。東京中央銀行のバンカー・半沢(堺)が行内の数々の不正を暴く逆転劇を痛快に描き、視聴者の心をわしづかみにした。最終回の平均視聴率は平成民放ドラマ1位となる42・2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)をマークし、社会現象に。決め台詞の「倍返し」は新語・流行語大賞の年間大賞に選ばれた。

 7年ぶりの続編となる今作も同じく池井戸氏の小説「ロスジェネの逆襲」「銀翼のイカロス」が原作。半沢は大和田常務(香川照之)の不正を暴き“倍返し”したものの、子会社・東京セントラル証券へ出向。IT業界の雄・スパイラルの買収をめぐり、親会社・東京中央銀行との全面戦争に突入した。半沢は大手IT企業・電脳雑伎集団の粉飾を突き止め、銀行の証券営業部長・伊佐山(市川猿之助)らに“倍返し”。銀行本店に返り咲いた。それも束の間、今度は破綻寸前の巨大航空会社・帝国航空の経営再建を任され、国家権力という巨大な敵と闘うことになる。

 第7話は、半沢(堺)たちが推し進める帝国航空の再建案の要となる「スカイホープ航空の新路線の認可」が突如、取り消される。白井国交相(江口のりこ)の卑怯な差し金は明らかだったが、それにしてはタイミングが良すぎる。政府に行内の情報を流している裏切り者は紀本常務(段田安則)なのか、それとも宿敵・大和田(香川)なのか…。そして、500億円の債権放棄への回答期限となる「タスクフォース合同報告会」が刻々と迫る中、半沢は最後の望みを懸け、開発投資銀行の“鉄の女”谷川(西田尚美)の元を訪れる…という展開だった。

続きを表示

2020年8月31日のニュース