ヒロミ 芸能界引退発表を考えた過去、木梨憲武の言葉で思いとどまる「ノリちゃんに言われて、そうかぁ」

[ 2020年7月10日 16:26 ]

タレントのヒロミ
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 タレントのヒロミ(55)が10日放送のNHK「あさイチ」(月~金曜前8・15)のコーナー「プレミアムトーク」に出演し、芸能界引退を発表しようとした過去を告白。その際、とんねるず・木梨憲武(58)からかけられた言葉で思いとどまったことを明かした。

 テレビのレギュラー番組10本を抱え人気を博したが、30代後半に差し掛かると仕事が激減した。当時について、「時代がずっとバブルからきて、世の中がテレビが変わった時代に入った」と前置き。「製作費も含めて、スポンサーさんの力が強くなったりとか。『もうちょっと柔らかくできない?』とか、そういうのに合わせられないっていうか、芸風とジレンマがあった」という。
 
 その中で「仕事もなくなった」ため芸能活動を小休止し、10年ほど芸能界から身を引いた。休止期間はジムの経営などを行っており、「社会ってこういうふうになっているんだ。人を雇うってこうなんだとか、いろんな経験をして」。事業を展開する中で、学ぶことも多かったと回顧した。

 芸能界復帰は「これっぽっちもないな」と感じていたそうで、「その時、本当に引退とかって発表しようかなみたいな。どうせだったら、やらないですっていうの言ったほうがいいかなって思って」。親交の深い木梨に相談すると、「そういうことを言わなくていいんだよ、お前。別にどっちだっていいんだから、やりたくなったらやればいいし」との助言を受けた。

 ヒロミは「本当に(引退を)言おうと思っていた時にそんなことをノリちゃんに言われて。『あぁ、そうかぁ』なんて言って」としみじみ。その後、テレビ出演のオファーが「チラホラ」と来るようになり、「なんの変わり目か自分でも分からないんですけど。頑なに出ないって言っているわけではなかったので、出たらこういう感じで、ありがたいことに」と、多数の番組に出演する現状になったと説明していた。

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2020年7月10日のニュース