ムロツヨシが語るドラマ現場の“新様式” 日テレ「親バカ青春白書」

[ 2020年7月10日 06:00 ]

「親バカ青春白書」で共演するムロツヨシと永野芽郁(C)日本テレビ
Photo By 提供写真

 8月2日スタートの日本テレビドラマ「親バカ青春白書」(日曜後10・30)で主演を務める俳優のムロツヨシ(44)がインタビューに応じ、作品への思いや、新型コロナウイルスの影響による“新様式”での撮影現場の様子を語った。

 妻を亡くし、シングルファーザーとなった、ムロ演じる小比賀太郎(おびか・たろう)が、娘のさくら(永野芽郁)を溺愛するあまり、同じ大学に通ってしまうという福田雄一氏(51)のコメディー作。女優の新垣結衣(32)が太郎と死別した妻役として出演し、回想シーンなどで登場する。

 ムロは撮影現場の雰囲気について「戸惑いがないと言ったら嘘になるかもしれませんが、戸惑いというよりも、今はいろんなことを試す時なのかなと」とコメント。「悲観せずにむしろプラスに何かできないか、という考え方を持っています。前よりも撮影時間は少なく、その分皆さん体調管理に努めますし、さらに効率良く撮影する方法を考えることによって、新しい視点ができたりすると思うので、いち出演者の立場として僕は、どんな状況になってもそれをプラスに捉えたいです。本番をする時間が少なくなっても、その効率いい時間を作ってくれた皆さんにちゃんとお返ししたいなという気持ちです」とドラマ現場での“新様式”について語った。

 「さらに喜劇ですから、楽しくなければ意味がないので。感染対策はしっかりと努めながらも、こんな(今着用している)フェイスシールドも面白話にすることは大事なのかなと。しかも今、そうやって楽しく親子ドラマを作れたら、見てくれる人にも何か伝えられるのかなと思ってやっております」とやりがいを語る。

 娘役の永野の印象は「もう、笑顔がかわいいです!目が合っただけで笑ってくれるし、ずっと笑ってくれるので、お父さんとして、もうこれ以上のやりがいはないです」とデレデレ。

 「いつも脚本に異物をいれるようなこともやっていますけど、今回は全くしてません!のびのびやっております!『何かおかしなことをやろう』とか『人を感動させよう』など考えずに、自分がまずのびのびお芝居をして親子ドラマに努めることが一番かな、と。そうすると周りの若い子たちも楽しんでもらえるのかなぁなんて思いまして。そして、のびのびやらせてもらっていることに、“娘”には感謝しています。『どうやったらこの子のお父さんになれるだろう』って考えないですもん。この子のお父さんで良かったと、自然に毎日思ってます(笑)」と冗談めかして、永野との共演を喜んでいる。温かい家族愛を描いた新しいドラマが注目を集めそうだ。

続きを表示

2020年7月10日のニュース