宮川花子が10カ月ぶり退院 舞台復帰目指しリハビリ継続へ「最終ゴールはNGKのセンターマイク」

[ 2020年4月16日 16:43 ]

宮川花子と大助
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 血液がんの一種である症候性多発性骨髄腫で、昨年6月から入院治療していた漫才コンビ「宮川大助・花子」の宮川花子(65)が16日午後、入院していた奈良県立医大病院を退院した。フジテレビ系「直撃LIVE グッディ!」(月~金曜後1・45)が伝えた。今後は自宅などでリハビリを続け、月1回通院しながら、舞台復帰を目指す。

 花子は昨年6月に救急車で緊急搬送されて即入院。その際、全身の7カ所に腫瘍が転移していたが、抗がん剤などの投薬治療が劇的に効いて、腫瘍は消えた。昨年12月11日に大阪市内で会見し、自身の病気を公表。車いす姿で登場し、「復帰のメドも退院の日も決まってないが、ある程度回復のメドはたった」と説明していた。その後は投薬治療、下半身のリハビリを続けてきた。

 すでに2月に一時退院して自身のレギュラー番組であるNHK・Eテレの「すてきにハンドメイド」(3月12日放送)の収録で仕事復帰。さらに歩行器を使って元気に歩く姿を、歌手で俳優の星野源(39)がインスタグラムでアップしている動画「うちで踊ろう」に投稿。新型コロナウイルスで病院のベッドが足りないことから「1日も早く退院し、病院のベッドを譲りたい」と退院への意欲を見せていた。

 最終目標はもちろん、夫の宮川大助(70)と舞台上で夫婦漫才を披露すること。花子は「退院はゴールではない。最終ゴールはNGK(なんばグランド花月)のセンターマイクに戻ること」と語った。

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2020年4月16日のニュース