芸能界コロナ連鎖…石田純一が感染 仕事で沖縄入り翌日から微熱と倦怠感

[ 2020年4月16日 05:30 ]

俳優の石田純一
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 俳優の石田純一(66)が新型コロナウイルスに感染したことを15日、所属事務所が公表した。14日にPCR検査を受け、この日陽性と診断されたという。感染経路は分かっていない。

 関係者によると、石田は10日、沖縄県内で経営する飲食店の営業についての会議に出席するため現地入り。翌日から微熱と倦怠(けんたい)感を覚えたため、13日の帰京まで外出せずに滞在先のホテルで静養していた。同日夜に空港で出迎えたスタッフには「今は熱はないが、少しだるい」と話した。

 翌14日、妻の東尾理子(44)に連れられて病院を受診したところ、肺炎と疑われる症状がみられたため、PCR検査を受けた。呼吸困難などの症状はなく、重症ではないという。

 理子は自身のインスタグラムに次女つむぎちゃんの誕生日を家族で祝ったことを8日に投稿。本紙評論家の東尾修氏やタマエ夫人ら参加した全員に体調の変化はなく、現在、理子と3人の子供は自宅待機している。この日夜には理子がブログを更新し「家族の1人が感染し大変ショックを受けております」とつづった。

 所属事務所などによると、潜伏期間とみられる発症までの2週間で石田が参加した仕事は7日のJFNラジオ「石田純一のNo Socks J Life」収録と、9日の文化放送「斉藤一美 ニュースワイドSAKIDORI!」。

 文化放送の斉藤一美アナウンサー(52)は濃厚接触の可能性があり、この日放送された「…SAKIDORI!」を欠席。16日の同番組で石田本人がコメントする予定だ。

 現場を担当するマネジャーによると、新型コロナの流行が始まった2月ごろから、感染予防について深い関心を示しており「マスクの着用は欠かさず、除菌などの対策を徹底していた」という。仕事以外では「知る限り、だいたい自宅にいました」と説明。かつては夜遊び好きで知られたが「このところは、夜も遊んでいないと思います」と話した。

 4日に陽性を公表した「森三中」黒沢かずこ(41)など、衛生意識の高いタレントの感染報告も出る中、芸能界からまたも経路不明の感染者が発生。コロナ禍がさらに広がりつつある。

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