「ハケンの品格2007特別編」10・5% 初回延期で特別編

[ 2020年4月16日 09:55 ]

篠原涼子
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 日本テレビが15日に放送した「春子の物語 ハケンの品格2007特別編」第一夜(後10・00~同11・00)の平均世帯視聴率は10・5%だったことが16日、分かった。

 平均個人視聴率は5・8%だった。

 今回、4月期として女優の篠原涼子(46)が主演を務める「ハケンの品格」が13年ぶりに復活。本来なら15日にスタートする予定だった。しかし、同局は6日、新型コロナウイルス感染拡大防止策として、安全確保が難しいとされる番組の制作について、同日から2週間の休止期間を設けると発表。「ドラマのスタジオ収録・ロケ」も対象となり、初回放送は延期となっていた。

 そのため、「特別編」と題し、篠原演じる“スーパーハケン”大前春子の歴史を振り返る内容を放送。22日の同時間帯では「特別編」の第二夜が放送される。

 「ハケンの品格」は日本の会社社会を派遣社員側からユーモラスに描くお仕事ドラマで、07年の放送では平均視聴率20・2%とヒット(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。篠原演じる派遣社員がプライドを持って働く姿が共感を呼んだほか、派遣労働者のリアルな実態を伝える面でも好評だった。

 【世帯視聴率と個人視聴率】テレビメディアの価値をより正しく示すべく、ビデオリサーチが3月30日から個人視聴率を公表。世帯視聴率はテレビ所有世帯のうち、何世帯がテレビをつけていたかを示す割合(例=5世帯のうち2世帯がテレビをつけていれば世帯視聴率は40%)。個人視聴率はテレビ所有世帯内の人数のうち、何人がテレビをつけていたかを示す割合(例=5世帯にいる12人のうち3人がテレビをつけていれば個人視聴率は25%)。個人視聴率は世帯視聴率より数字が目減りするが、視聴人数の換算が可能になる。関東地区は調査世帯数を900世帯→2700世帯と拡大した。

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