菊之助「義経千本桜」で海老蔵以来10年ぶり三役完演「肝を入れて務めたい」、長男丑之助とも共演

[ 2020年2月14日 17:15 ]

「義経千本桜」で演じる三役のパネルの前でガッツポーズを見せる尾上菊之助
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 歌舞伎俳優・尾上菊之助(42)が14日、都内ホテルで、東京・国立劇場で上演される3月歌舞伎公演「通し狂言 義経千本桜」(3~26日)の取材会に出席した。

 歌舞伎の三大狂言の1つで、演じるのは新中納言知盛、いがみの権太、源九郎狐。三役完演は10年の市川海老蔵以来、10年ぶりで、戦後に限ればのべ12人目になる。「三役を演じるのは夢でした」、「三大狂言はすべて、物心付いたころから大好き」と明かした。かつて故市村羽左衛門から「『忠臣蔵』と『義経千本桜』はどんな役を振られてもできるようにならなければならない、教科書的なものだ」と教えられたといい、「この公演が自分のこれからの10年につながる一日一日になると思う。肝を入れて務めたい」と意気込んだ。

 昨年、初舞台に立った長男の7代目尾上丑之助(6)とも共演する。「今は『義経千本桜』のネコの絵本があるんですよね。『今度君の役はこれ。お父さんはこの3つをやる』と、絵本を読み聞かせてから稽古しています」と、読み聞かせ教育を明かした。

 昨年の新作歌舞伎「風の谷のナウシカ」では、上演中に左肘を亀裂骨折するけがを負った。「おかげさまで、今月に入っていて休養を取れています。リハビリも順調です」と復調具合を明かした。今回は劇中に知盛が碇(いかり)を持ち上げて入水する重要な見せ場があるが、「初日までには、両腕がしっかり伸びて碇が持ち上がるのではと思います」と笑わせた。

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