のん、6年ぶり実写映画出演に「幸せ」 ラサール石井ら演技絶賛「憑依型の女優さん」

[ 2020年1月27日 19:02 ]

映画「星屑の町」完成披露上映会に出席した、のん
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 女優ののん(26)が27日、都内で行われた映画「星屑の町」(3月6日公開)完成披露上映会に出席。実写映画は2014年公開の「海月姫」以来、6年ぶりの出演となり「頑張らなきゃって気合を入っていましたね。すごく刺激的で、すごい方々の中に入らないといけなかったので緊張しましたけど現場にいられて幸せでしたね」と語った。

 のんは歌手を夢見るヒロインを熱演。共演したラサール石井(64)はのんの演技について聞かれると「憑依型の女優さん。最初はすごい猫背なんですけど劇中で売れていくに従ってピンッとなった。その違いはすばらしい」と絶賛。渡辺哲(69)はのんにメロメロで「かわいいもんね、きれい。好きになっちゃいましたね~。ほんといいね…」とすっかり魅了されていた。

 劇中では藤圭子さんの楽曲「新宿の女」の弾き語りに挑戦したのん。「難しい曲でどうしようと思ったけど、私なりにリスペクトを込めて歌えたらと思い、弾き語りという形に。頑張って練習しました。監督から途中で『弾かなくていいよ』と言われたけど『弾きます!』と食い下がってやってみました」と女優魂をみせた。映画で触れた昭和歌謡曲は「すてきな曲ばかり。詞の世界観が大人っぽいんだけど温かみがある。すごくかっこいい」とハマっていた。

 「星屑の町」は1994年にラサールらによって上演された舞台。初演から25年経ったいま、舞台のキャスト陣はそのままに映画化。売れないコーラスグループと、歌手を夢見る田舎娘・愛の出会いを描いている。これまで何度か映画化の企画はあったが「ぽしゃったことも」あるという。コーラスグループの一員を演じたでんでん(70)は「70歳になったんですけど、まさか今年映画化されるとは。参加できてうれしい」と銀幕での復活を喜んでいた。

 上映会には小宮孝泰(63)、有薗芳記(59)、菅原大吉(59)、杉山泰一監督(60)も登壇した。

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