「Fukushima50」世界73カ国に挑む!福島第1原発題材の映画 異例規模の海外配給

[ 2020年1月27日 05:30 ]

ワールドプレミアであいさつする渡辺謙(前列右から2人目)=撮影・吉田 剛
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 俳優の佐藤浩市(59)と渡辺謙(60)が共演する映画「Fukushima50 フクシマフィフティ」(監督若松節朗、3月6日公開)が、世界73の国と地域で配給・公開されることが26日、都内で行われた同作のワールドプレミアで発表された。2011年の東日本大震災で津波に襲われ、メルトダウンの危機に見舞われた福島第1原発の真実に迫る作品。海外配給は欧州、アジアが中心で、随時交渉を進めておりさらに増えることも見込まれる。アニメや海外の映画祭に出品された作品以外で、日本公開前にこれほどの規模で世界発信が決まることは珍しいという。「Fukushima50」は、津波の後も原発に残った名もなき作業員を称え海外メディアが付けた呼称だけに、世界での注目度の高さがうかがえる。

 最前線で指揮を執った第1原発1・2号機の当直長役で主演の佐藤は「災害は深い傷痕、爪痕を残すが、負の遺産を我々人間の少しの努力で遺産に変えることができ、明日、未来へバトンを渡すことができる。皆さんもそう願ってください」と力説。さらに「この映画は、記録にも記憶にも残るであろうと思っています」と自信のほどを語った。

 渡辺は第1原発の吉田昌郎所長(故人)を実名で熱演。「世界に届けるための英語タイトルだと思っている。“Fukushima”はまだネガティブワードとして捉えられているが、未来を見据え少しでもポジティブに扱われるよう深いパワーが届けられると信じている」と言葉に力を込めた。

 佐藤、渡辺とともに熱演を繰り広げた吉岡秀隆(49)、緒形直人(52)、平田満(66)、萩原聖人(48)、佐野史郎(64)、安田成美(53)も舞台あいさつに登壇した。

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