前田忠明氏 梅宮辰夫さん訃報に動揺「寂しくてショックを受けている」

[ 2019年12月12日 09:25 ]

梅宮辰夫さん
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 映画、テレビドラマ、バラエティー番組など幅広く活躍した俳優の梅宮辰夫(うめみや・たつお)さんが12日午前7時40分、慢性腎不全のため神奈川県内の病院で死去した。81歳だった。

 放送中だった各局のワイドショーでも訃報を速報で伝えた。

 フジテレビ「とくダネ!」(月~金曜前8・00)では、親交があった芸能リポーターの前田忠明氏(78)が電話出演。前田氏は「夕べから電話が入っていたんですけど、確認が取れなかったんです」と明かすと、「具合が悪いというのは半年も前から言われていたので、どうするんだろうなと思ってたんですが、ついにお亡くなりになられたらって。寂しくてちょっとショックを受けているんです、私自身も…」と動揺を口にした。

 梅宮さんは釣りが趣味であることが広く知られている。「趣味は釣りで、松方さんも先にいかれましたけど、沖縄まで一緒にマグロを釣りに行った経験もありまして」と懐かしみ、「お体悪いから、元気なうちにお会いしようと思って、真鶴まで行こうと思ってたんですけど…。アンナさんの許可がなかなか取れなかったんです」と一人娘の梅宮アンナ(47)からの許可が下りず、会えなかったと告白。ただ、アンナについても「アンナさんのお母さんも具合が悪くて、ご両親2人とも面倒を見ているんです。この1年、アンナさんは自分のこと、ほとんどやっていないと思います」と気遣った。

 さまざまな病を患いつつも「あの人、気丈に絶対に弱みを見せることがないことですから」と前田氏。梅宮さんに最後に会ったのは「おととし」で病院での面会だったとし、「ちらっとお会いして『おう!』」とやり取りを明かし、現在の心境に「混乱してます」と吐露。「僕自身が混乱してるんです。こんなに早く逝くと思わなかったんです。まだまだ…だって僕にはっきり言ってるんですから。『松方弘樹もいない、菅原文太もいない、山城新伍もいない、みんな一人ずつ先に逝っちゃうんだよ』と…そういうふうに言っちゃうんだろう。『俺頑張って、昭和の映画も守ってやらなきゃダメだろう』って言ってましたよ」と涙声を出し、肩を落とした。

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2019年12月12日のニュース