血液細胞のがん…宮川花子が公表した「多発性骨髄腫」とは?

[ 2019年12月12日 05:30 ]

宮川花子が病状を描いたクリアファイル
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 体調不良で6月から休養中の夫婦漫才師「宮川大助・花子」の宮川花子(65)が11日、大阪市内で会見し「症候性多発性骨髄腫」で闘病中であることを公表した。現在は奈良県内の病院で治療を続けている。

 ▼多発性骨髄腫 骨髄で作られる血液細胞の一つである「形質細胞」のがん。形質細胞は体内に侵入した細菌やウイルスなど異物から体を守る抗体を作る働きを持つ。形質細胞ががん化して骨髄腫細胞になることで、多発性骨髄腫を発症する。骨髄腫細胞は骨髄の中で増殖し、異物を攻撃する能力がない抗体を作り続ける。これらが貧血、だるさ、白血球減少による感染症などを引き起こす。治療は、自家造血幹細胞移植が不可能な場合は薬物療法などを選択する。

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