中条あやみ、映像クリエイターの卵にエール「自分の限界決めず楽しくチャレンジを」

[ 2019年12月12日 19:57 ]

「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM 2019」最終審査会に登場した中条あやみ
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 映像企画・クリエイター発掘プログラム「TSUTAYA CREATORS’PROGRAM FILM 2019」の最終審査会が12日、都内で行われ、同プログラムの第3回審査員特別賞受賞作で来年全国公開される「水上のフライト」(監督兼重淳)の主演を務めた女優・中条あやみ(22)がゲストとして登場した。

 「水上の~」は、将来を嘱望されていた女性アスリートが不慮の事故で下半身麻痺となり、人生初めての挫折に一度は心を閉ざすが、様々な人たちとの出会いによって新たなパラカヌーという夢にたどり着く姿を描いている。

 中条は同作への出演を決めた理由として、「主人公は障がいをネガティブに捉えず、個性だと考える人。すごく素敵な話だったので、やってみようと」と語った。

 同作は、企画・脚本の土橋章宏氏が、リオパラリンピックに出場したパラカヌーの瀬立(せりゅう)モニカ(22)の存在を知ったことがきっかけとなって生まれたもので、中条も撮影中に彼女と面会する機会があり、「会うなり、『顔ちっちゃ! ドラマ見てました!』って言われました」と、自身の役のモデルとなった瀬立の気さくな人柄を明かした。

 さらに、会場に詰めかけた将来の映像クリエイターを目指す応募者たちへの言葉を求められると、「(実際に会った)瀬立さんは、私の何倍もハッピーで、強い心を持った人でした。みなさんも『絶対に無理』とかあきらめてしまうのではなく、自分で自分の限界を決めずにチャレンジする楽しさを感じることができれば、できないことはないと思います」とエールを送っていた。

 審査会には、特別審査員を務めた女優の寺島しのぶ(46)も出席。今年は各賞にグランプリ該当者が出ず、それぞれ審査員特別賞として企画部門で野村東可氏(39)、脚本部門で室井孝介氏(42)、監督部門でJo Motoyo氏(年齢非公表)が選出された。

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