梅宮辰夫さん死去 死因となった慢性腎不全とは 老廃物取り除く機能低下

[ 2019年12月12日 11:09 ]

梅宮辰夫さん
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 映画、テレビドラマ、バラエティー番組など幅広く活躍した俳優の梅宮辰夫(うめみや・たつお)さんが12日午前7時40分、慢性腎不全のため神奈川県内の病院で死去した。81歳だった。梅宮さんは昨年9月に前立腺がん、今年1月に尿管がんの手術を受け、週3回透析治療を受けていた。

 慢性腎不全は、血液をろ過して老廃物を取り除く腎臓の機能が低下し、ろ過能力が正常時の30%以下となって、体内の正常な環境を維持できなくなる病気。腎機能は、数カ月から数年をかけて徐々に低下していくことが多い。腎機能の低下によって、血液の酸性度が高くなり、貧血が起き、神経が傷つき、骨の組織が劣化し、動脈硬化のリスクが高くなる。

 治療は、腎機能のさらなる低下や腎不全の合併症を予防するため、食事に含まれる水分、ナトリウム、カリウムの摂取を制限したり、ほかの病態(糖尿病、高血圧など)への対応として薬剤を使用したりする。腎機能の回復は見込めず維持に努めることになるが、多くは末期腎不全(腎臓のろ過能力が正常時の15%未満)へと進行。生命に危険をきたし、最終的には人工透析や腎移植をする必要が出てくる。

 人工透析は、まず動脈と静脈をつなげるシャント手術を腕などに行う。この手術で太くなった静脈に針を刺し、1分間に200cc程度の血液を抜いて、その血液を老廃物を取り除いてきれいにするダイアライザーという機械を通し、再び体の中に戻す。多くは週に3回、1回4~5時間行われる。

 慢性腎不全の原因として最も多いのは糖尿病で、次に多いのは高血圧。初期は自覚症状がないことが多いが、進行すると夜間の排尿や疲労、吐き気、かゆみ、筋肉の引きつり、けいれん、呼吸困難、皮膚の黄色化などの症状が出る。

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