巨人・萩尾 昇格即マルチ安打「ファームに行ったからこそ見直せた」 好守は「根性で捕った感じ」

[ 2024年6月13日 22:17 ]

交流戦   巨人0ー3楽天 ( 2024年6月13日    楽天モバイル )

<楽・巨>3回、萩尾は二塁打を放つ(撮影・西川祐介)
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 巨人は13日、楽天モバイルで楽天と対戦。この日昇格し、スタメンに起用された萩尾匡也外野手(23)がマルチ安打を記録し、守備ではスーパーキャッチを見せるなど攻守に奮闘。チームが今季11度目の零敗を喫し、今季ワーストを更新する6連敗で4月8日以来66日ぶりの借金生活に突入するなどトンネルを抜け出せずにいる中、明るい材料となった。

 フレッシュな力で阿部監督の起用に応える活躍を見せた。

 5月30日に抹消され、14日ぶりに1軍復帰した萩尾は「8番・左翼」で先発出場。同じく昇格した増田陸も先発し、坂本がベンチスタートになるなど、チームは連敗を脱出すべく、大幅にスタメンを変更して臨んだ。

 まずは3回1死走者なしで迎えた第1打席。相手先発・藤井の初球カーブを狙い打ち、右中間を破る二塁打でチャンスメークした。5回の第2打席では7球粘った後に「チームが負けてる状態だったんで思い切って行くだけだと思って、振っていきました」としぶとく三塁内野安打。8回の第3打席は遊ゴロに倒れたが、この日のチーム3安打のうち、2安打を放った。

 2軍では「本当にたくさんの人に苦労してもらって、本当にいろんなところを見直してもらった」と打撃を修正。手応えをつかんで戻ってきた。「ファームに行ったからこそ見直しができた。橋本コーチはじめ、2軍のコーチ陣には感謝しかないです」と感謝を口にした。

 守備でも魅せた。0ー1で迎えた5回、先頭の小深田が放った中堅寄りの大きな飛球を帽子を飛ばしながらダイビングキャッチ。一度はグラブからボールがこぼれそうになったが、再び空中でキャッチし直してアウトにした。

 「どうしても守備でミスすると萎縮しちゃうところがあるんで、ファームのときも凄い意識して。練習から気を抜かないようにやっていた」と振り返るファインプレー。抜けていれば長打となっていたかもしれない場面で、先発の井上を救った。「(2軍では)レフト全然やってなかったんで、正直結構不安で」と話したものの「根性で捕ったって感じです」と笑顔を見せた。

 チームは連敗脱出はならなかったが、阿部監督も試合後「明るい材料が一つ見つかったかなとは思いました」と称賛。2年目の若武者が敗戦の中の光となった。

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