ドジャース・大谷 5戦ぶり16号!米デビュー戦で本塁打の佐々木麟太郎と「花巻東アベック弾」だ!

[ 2024年6月13日 01:30 ]

インターリーグ   ドジャース15-2レンジャーズ ( 2024年6月11日    ロサンゼルス )

<ドジャース・レンジャーズ>6回、2ランを放つ大谷(撮影・光山 貴大)
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 ドジャースの大谷翔平投手(29)が11日(日本時間12日)、レンジャーズ戦に「2番・DH」で出場し、6回に5試合ぶりの16号2ラン。昨季の世界一軍団に球団別最多の20本塁打目となる一発で、5発を含む14安打15得点の大勝劇に貢献した。この日は花巻東(岩手)の後輩で、名門スタンフォード大に進学する佐々木麟太郎内野手(19)もMLBドラフトリーグで米国デビュー戦に臨み一発。「花巻東アベック弾」を完成させた。

 6月、そしてレンジャーズ戦。大谷が得意な条件がそろった。6回1死一塁。2ボール2ストライクから3番手右腕アンダーソンの高めの92・2マイル(約148キロ)直球を完璧に捉えた。衝撃音、そして“確信歩き”。「甘い球を、良い形で打てた」と振り返った。

 リーグトップのオズナ(ブレーブス)に2本差に迫る16号2ランは本塁打では今季2番目の打球速度114・2マイル(約184キロ)を計測。右中間席に突き刺した433フィート(約132メートル)の豪快弾が打線に火を付ける。続くフリーマンの2者連続弾などこの回に4本のアーチをかける猛攻で一挙7点を奪った。大谷は四球で出塁した初回に今季15個目の盗塁を記録。直後のフリーマンのライナー性の右前打では判断を誤り進塁できなかったが、一発で帳消しにした。

 昨季世界一のレ軍は昨季まで所属したエンゼルスでは同地区のライバル。相性が良く、これで球団別最多の20本塁打目だ。6月は21、23年に月間MVPを獲得するなど試合前まで月別通算打率・325、44本と最も得意としてきたが、今季は試合前まで打率・206。ただ、この日は低めの球を追いかけ過ぎず、約1カ月ぶりに2四球を選ぶと最後の打席も死球で塁に出た。デーブ・ロバーツ監督は「最近できていなかったことができた」と評価。大谷自身も「(本塁打以外の)その他の打席も良かった。継続したい」と見据える。

 試合開始約2時間前。ドジャースタジアムから東に約3700キロ離れたメリーランド州フレデリックでは花巻東の後輩で菊池(ブルージェイズ)や自身を慕ってスタンフォード大への留学を決断した佐々木が、若手の登竜門であるMLBドラフトリーグでトレントン・サンダーの一員として米国デビュー。初本塁打も放った。大谷にとっては恩師・佐々木洋監督の息子で父・徹氏の教え子。同校在籍時、よく遊びに来た佐々木少年と一緒に打撃練習や雪遊びをした。西海岸と東海岸で“花巻東アベック弾”。可愛い後輩の存在にも刺激を受け、前に進む。

 チームは12連戦初戦を白星で好発進。大谷は「カードの初戦はどのチーム相手でも大事。今日勝ったのもヤンキースタジアムで勝ち越したのも大きい。また明日、勝ち越せるように」と力を込める。5試合、27打席ぶりに放った一発は、“6月男”復活への号砲だ。(笹田幸嗣通信員)

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