日本ハム・万波 連敗ストップ弾!11球団制覇へ王手 残すは巨人のみ

[ 2024年6月13日 06:00 ]

交流戦   日本ハム7―0中日 ( 2024年6月12日    エスコンF )

<日・中>初回、3ランを放つ万波(撮影・高橋 茂夫)
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 日本ハム・万波中正外野手(24)が12日、中日戦に「6番・右翼」で出場し、1点リードの初回に3試合ぶりとなる左中間への8号3ランを放つなど、2安打をマークした。チームの連敗を3で止める大きな一発は交流戦3本目で、中日戦では自身初アーチ。これで本塁打を放っていないセ・リーグ球団は、14日から戦う巨人のみで、11球団制覇へ王手をかけた。

 主力としての自覚がある。万波は9日のヤクルト戦で走塁ミスをし、前日も無安打に終わった。2戦連続零封を喫していた中で「本当に責任を感じるし、反省だなと思ってました」と言う。だから、この日こそは取り返したかった。

 初回に田宮の右前適時打で幸先良く先制し、なおも2死二、三塁で打席へ。1ボール2ストライクから小笠原の直球を完璧に捉え、左中間席へ運ぶ8号3ラン。「たみちゃん(田宮)が打ってくれたので、それで凄い気が楽に(打席に)入れた」と感謝した。これでセ・リーグからの本塁打は5球団目で、残すは巨人のみ。日本ハム以外の“11球団制覇”も見えてきた。

 万波にとって、小笠原は3学年上。同じ神奈川の横浜高に入学する前に、東海大相模のエース小笠原は卒業し、対戦することはなかったが、ライバル校の全国制覇は目に焼き付いている。「入学する前の中3だったので一番、高校野球を力入れて見ていた。来年から自分もこういうところでやるんだなというふうに思って見てた年だったので、凄い印象的」と語る。1安打した昨年に続く2度目の対戦で「やっぱり球が強い投手」と敬意を表しながらも、貴重な一発を見舞った。

 8回にも三塁内野安打を放ち2安打3打点。5月は打率・227と苦しんだが、構えた際のバットの寝かせ方を微調整するなど試行錯誤を重ね、6月は打率・390、2本塁打、5打点と好調だ。ただ、前日に本拠地へ戻ってきてからは「思いのほか感じが良くない」と打撃フォームなど、細かい部分でしっくり来ない。今季はシーズンを通して調子が安定せず「一進一退って感じ」と言うが、「そういう中で本塁打を出せたのは凄い価値がある」とチームの連敗を止めただけでなく、自身にとっても手応えを感じるアーチだった。

 3カード連続で負け越している中で、13日はカード勝ち越しが懸かる。万波は「一試合良かっただけという感じ。チームが苦しい時に助ける一本を出せる選手になっていきたい」と慢心はない。真の主砲になるまで、結果を残し続ける。(田中 健人)

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