青学大が逆転勝ちでベスト4一番乗り 最速150キロ右腕・鈴木泰成が好救援

[ 2024年6月13日 13:13 ]

第73回全日本大学野球選手権 準々決勝   青学大6―3中京大 ( 2024年6月13日    神宮 )

<青学大・中京大>勝利し、笑顔でハイタッチする青学大の鈴木(左)と渡部(撮影・木村 揚輔) 
Photo By スポニチ

 終盤の逆転劇で接戦を制した青学大がベスト4一番乗り。連覇を目指す中で苦戦を強いられ、安藤寧則監督は「入りの重要性を感じる試合でした」と振り返った。

 剛腕が流れを変えた。すでに2年後のドラフト候補として注目されている最速150キロ右腕・鈴木泰成投手(2年=東海大菅生)が5回4安打無失点、8三振を奪う好救援。逆転勝ちへの流れをつくり「ピンチで出ていって、苦しい試合展開でしたが、とにかく0で抑えることと、とにかく全力で投げることを意識して投げられた」と汗を拭った。

 絶体絶命でも打たれる気はしなかった。5回、1点を勝ち越されてなおも無死一、二塁からマウンドへ向かった鈴木。その後、1死満塁とされたが、ここからが本領発揮だ。140キロ台後半の直球に伝家の宝刀・フォークを決め球に連続三振。「フォークは自信があるので」と力強く右手を握り、流れを渡さなかった。

 その後も逆転を信じて腕を振り続け、チームは7回に追い付き、8回に勝ち越し。9回は2死一、二塁のピンチこそ招いたが、最後は三直で締め「自分が最後までいってやろうと思っていたので、いい結果になってよかった」と喜んだ。指揮官も「慎重さと大胆さがある。この短期決戦で大胆さも見られた」と目を細めた。

 新エース候補として期待され、今春はリーグ戦初勝利も挙げた。また一歩、真のエースへの階段を上がった右腕は「まだまだなので、もっともっと上にいけるように頑張りたいです」と、さらなる高みを見据えた。

続きを表示

この記事のフォト

「始球式」特集記事

「落合博満」特集記事

2024年6月13日のニュース